ニコンD800 [D800]
3月22日に発売されたニコンD800に注目していたのですが、発売後のユーザーの評価がかなり高いということで、迷った末に予約していました。 販売店の話では「予約が殺到して、いつ入るかわからない。最悪2カ月待たされるかもしれない」とのことで、5月連休までに入手できればと思っていたところ、予約から4日目に入荷したとの連絡が有り、昨日、早々と入手することが出来ました。
見た感じや、操作はD700に似ているのですが、細かなところはかなりの違っており、昨夜は、取扱説明書とくびっききで、何とか初期設定をすることが出来ました。
ということで、本日の試写の結果です。
新しいカメラを買った際は、露出補正無、WBオートで写してそのカメラの傾向を把握するようにしています。
まずはAWBですが、室内、屋外とも、かなり改善されています。
AWBはAWB1とAWB2(電球色を残す)の2種類あり、的中率がかなり向上していることを実感しました。
AF 50mmF1.4 ISO800 1/1000s F10
この画像では住宅の白壁の部分は白飛びしがちなので、通常なら-0.3EV程度の露出補正するところですが、露出補正なしで白壁部分はぎりぎりで階調を保っており、ダイナミックレンジの広さがうかがえます。
AF50mmF1.4 ISO800 1/400 F10
この写真の場合、ドラム缶のハイライトの部分は階調が保たれ、オレンジ色のプラケースのハイライトの部分は白飛びしていますが不自然ではありません。
次は、色被りのいじわるテストで、日陰にある草木の緑の部分を写したものですが、見事にマゼンタ被りとなりました。
本来はこのような緑です。
ネーチャー派として、森の中で撮影する場合は、AWBが使えないわけで、WBは色温度指定とする必要があります。
今までテストした、どのコンデジ、、デジ一眼もこのテストにパスしたカメラはありません。
液晶モニターの色再現性が良くなったため、撮影後のWBの確認の信頼性も向上すると思いますが、惜しいことにきちんと調整したPCのモニターと比べると、わずかに緑被りが見られます。
画質的に最高に改善されたことは解像度でしょうか。
良いレンズで写すとすさましい解像度で描写します。
AF-S 60mmマクロF2.8 ISO400 1/1250s F7.1
四角で囲った部分をピクセル等倍でクラップしてみました。
スレートの屋根、中央やや左の赤い枝、下側の青いトタン屋根の筋目等をを見事に描写しています。
今回の試写もいつもの通りすべて手持ち撮影です。
ネット上では、3600万画素もの高画素のD800は、三脚を使わないときちんと撮れないという意見が多いのですが、手持ちでも適切に設定すればこれだけの解像度での撮影が可能です。
ちなみに今回の使用したレンズは手振れ防止はついていません
羨ましい~ですね~
by kazu-kun2626 (2012-04-02 07:42)
kazu-kun2626さんへ
今回のD800も悩んだ末のゲットでした。
しばらくは窮乏生活になりそうです。
by コーミン (2012-04-02 22:35)
いいですねー800。
うちは広告費削減でD800はおろか、予定していた105mmのマクロまで今年度は流れてしまいました(>_<)
新しいiPadは2台買ってもらいましたが・・
by ジョルノ飛曹長 (2012-04-04 12:49)
ジョルノ飛曹長さんへ
D800は期待以上の良いカメラです。
但し、PCが役不足で、RAW現像に手間取るようになりました。
by コーミン (2012-04-05 20:47)