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X-E1のRAWを再現像 [X-E1]

2013年5月にX-E1を手に入れて早々に出かけた上高地で撮影したRAWは、現像により色調が崩れてしまい、仕上げるのにえらく苦労してしまいました。
最新のSilkyPixではFUJIFILMのカメラの特徴的機能であるフィルムシミュレーションが可能になりRAW現像が飛躍的に楽になりました。
ということで、その時のRAWを引っ張り出して再現像した画像です。

DSCF0403cm.jpg


同時記録したオリジナルのJPEG画像です。
DSCF0403orgm.jpg

同じ色調を保ちながら、階調のみをわずかに補正しただけですが、当時のRAW現像ソフトでは色合いが変わってしまったため、こんな簡単なことが、簡単に出来ませんでした。


追記
RAWではなくてJPEGから補正することも可能で、今回の例のように補正量がわずかな場合はほとんど問題なく処理することが出来ます。

RAWは撮影時のすべての画像情報が記録されているのに対して、JPEGではカメラ内で画像処理する段階ビットダウンされるのに加えて、画像データがフィルターリングされることによりカットされています。
このため、JPEGの場合は、WBを大きく修正することは困難で、不適切に輪郭補正された部分の修復とかダイナミックレンジを拡大することが出来ないなど、画像処理の範囲がRAWに比べて大幅に制約されてしまいます。


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