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D100とX-T30とで撮り較べ [D100]

D100は2002年6月に発売された600万画素のNikonのデジ一眼レフカメラ。
X-T30は2019年3月に発売された2600万画素のFUJIFILMのミラーレスカメラ。

D100は初めて買ったデジ一眼ということで、まだ使える状態で保有しています。
ということで、両カメラをほぼ同じ条件で撮り較べしてみました。

D100には16-85mmF3.5-5.6、X-T30には18-55mmF2.8-4のレンズを装着し、ISO200、焦点距離50mm、WBオート。 D100は露出アンダーの傾向があるので、露出補正無、X-T30は露出補正-0.3EVで同じ被写体を撮影してみました。

まずは撮影したままの画像です。

D100はJPEGとRAWの同時記録ができないのでRAWで撮影し、Silypixで全く補正を加えない状態で現像した画像です。
DSC_4750orgs.jpg

X-T30 JPEG画像
DSCF2353s.jpg

D100は暖色系、X-T30は寒色系の色合いで撮れ、D100では雲の部分で白飛びが発生しています。

D100のRAW現像画像
DSC_4750sp2s.jpg

X-T30のRAW現像写真
DSCF2353sp2s.jpg

RAW現像では、WB補正、階調補正に加えて、D100の画像ではダイナックレンジを拡大し、雲の部分の白飛びを救済しています。

D100とX-T30とは画素数の差は大きいのですが、RAW現像画像ではモニター上の全画面で見る限りは画質的には、差が感じられませんでした。
但し撮影のしやすさやレスポンスに関しては世代の差が歴然でした。

今まで撮影した?万点の写真は、NGを除いてほぼすべてオリジナルのJPEGとRAWを保存しており、気が向くと古い写真のRAW現像を試みています。

RAW現像ソフトの機能性能が向上しており、PCモニターも代替わりし、定期的にきちんとキャリブレートして正しい色調で確認できるようにしているので、古い画像でも、再現像により画質的にリファインできる例が少なくありません。


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