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飛んでいる蝶を撮る [画像処理]

飛び回っている蝶を、静止画での撮影は、連写でも難度が高く、NG写真の量産になりがちです。

春に入手したX-T30では4K動画撮影が可能なことから、飛んでいる蝶を、4K動画で撮影後、これぞと思う部分を静止画に切り出すことで、従来のカメラだと、撮影困難なショットも撮れるようになりました。

4K動画は縦横比9:16の800万画素で、2:3にクロップしても700万画素(3240x2160)で初期のころのデジ一眼であるD100やD70の600万画素より画素が大きく、通常の写真として十分使えるレベルです。

X-T30の4K動画30P(正確には29.97コマ/秒)で、60Pが撮れないことが悔やまれます。

写真は30秒ほど花から花へ飛び回っている蝶を撮影した4K動画から、連続した5コマを静止画へ切り出し、縦横比を2:3にクロップした画像です。

DSCF261320s.jpg


DSCF261321s.jpg


DSCF261322s.jpg


DSCF261323s.jpg


DSCF261324s.jpg
X-T30 + 55-200mm


追記
5コマの写真の中からもっとブレが少ない4番目の写真を等倍に切り取ってみました。
DSCF261323trm.jpg
等倍だとさすが被写体ブレが認められますが、動きのある写真として使えるレベルだと思います。

今回撮影の4K動画はISO500、絞りF8で撮影。
最も移動が速いと思われる部分の一コマ分の移動距離とその時のブレのピクセル数からシャッタースピードを逆算すると、SS:1/500ほどのはずです。

動画撮影前に、静止画撮影モードでSS:1/1000ぐらいになるようISO感度と絞りを確認して動画設定すれば、もっとブレの少ない写真が得られると思いました。



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