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変色したカラープリントを修復 [画像処理]

父遺品のアルバムから抜き取ってきた変色したカラープリントを修復してみました。

40年以上前の昭和50年代に両親と一緒に七五三に行った際の写真でマゼンタ色に変色していました。
   名称未設定 1s.jpg

変色の程度がまだ軽かったため色調の修復可能と判断して、修復した画像です。
   S531112明治神宮2s.jpg

銀塩写真の色調補正は、デジカメ移行前にはネガフィルムをフィルムスキャンした画像の色調補正を数多く手がけていたので、補正方法はわかっていましたが、かなり厄介です。

デジカメで撮影したホワイトバランスがずれた画像の補正は、RAWで撮影した画像なら数秒で、JPEG画像でもよほどひどい状態でない限りは、色温度と色偏差を調整するだけで簡単に補正可能ですが、銀塩写真の場合は、明るい部分、中間部分、暗い部分で色ズレの色や程度が異なるので、デジカメ画像とは全く異なる補正処理が必要となります。

スキャナーでスキャンした画像を、フォトショップを使用してRGBごとにレベル補正とトーンカーブを駆使してヒストグラムと画像を見比べながらの処理が必要で、1点当たり5〜10分程度の時間がかかってしまいます。

この写真では、残念ながら”私のおでこ”のテカリの補正は出来ませんでした。

RAWで撮影した今風の画像ならば、テカリも修復可能なのですが。



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ツアーオブジャパン2023 相模原ステージを動画撮影

5月27日に開催されたツアーオブジャパン2023 相模原ステージをゴール地点から周回コースを逆コースに歩きながら7周すべてを4K動画で撮影し、FHD動画に編集しました。

ツアーオブジャパンは海外6チーム、国内10チームが参加する国内最大規模の自転車レースで5月21日から5月28日まで連続7日間、開催場所を関西から移動しながら続くレースで、2021年から相模原ステージが追加となり、7ステージ目にあたります。

橋本公園をスタートして串川橋からは一周13.8kmの周回コースを7周するため、周回コースでは観戦チャンスは7回もあります。

登り下りが連続する13.8kmの周回コースを18分ほどで周回しており、集団で平均46km/hの高速で爆走する様は大迫力でした。


X-H2 + XF16-80mm + 風防マイク + 一脚


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ツアーオブジャパン相模原ステージを動画撮影

国内最大級の自転車レースであるツアーオブジャパンは2021年から相模原ステージが追加されました。

橋本公園をスタートして、途中からゴール地点である宮ケ瀬湖畔の鳥居原を含む一周13.8kmの周回コースを7周するレースであることから、周回コースでは7回撮影チャンスがあります。

ということで、交通規制前に、家内にゴール地点近くまで車で送ってもらい、ゴール地点から自宅方面へ歩きながら周回ごとに場所を変えながら撮影してきました。

カメラはX-H2で、4K30P動画でハイダイナミックレンジ撮影が可能なHLGモードに設定しました。

撮影した動画素材を動画として編集する以外に、静止画に切出してボランティアで編集をお手伝いしている地元の広報誌にも掲載される見込みです。

7周のうち1回撮影にミスしましたが、他はきれいに撮影することができました。

下の写真は2週目に先頭グループを撮影した部分の切出し画像です。

動画から切出したままの画像
DSCH789900orgs.jpg

切出し画像を2:3アスペクトの画像にクロップし、階調彩度を整えた画像
DSCH789900s.jpg

先頭を走る選手を等倍で切り取ってみました。
DSCH789900trm.jpg
4K動画からの切取画像は、写真しても十分使える解像感があります。

撮影には一脚を使用。
一脚は石付は地面ではなく腰のベルト部分で支えることで、手振れを軽減し、かつ激しい動きにも対応できるようにしました。

ゴール地点から周回コースを逆回りでほぼ半分を歩き、自宅まで歩いて帰ったので合計10kmぐらいは歩いたでしょうか。

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古い人形

母の遺品の古い人形を自然光と天井バウンスの二種類の照明で撮り較べてみました。

壁に押し付けた台の上に白いケント紙をカール上に配置して、人形を寄りかかるように置いて撮影。

窓からの自然光で撮影
DSCH7878s.jpg

ストロボを使用し天井バウンス照明で撮影
DSCH7881s.jpg
X-H2

今回に限っては天井バウンスはほぼ無影で撮影出来ましたが、今回は自然光のほうが良い感じで撮れたと思います。

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昭和22年の写真 [画像処理]

父の遺品アルバムの中から、昭和22年6月に子供を写した写真です。

終戦直後の物不足のころのスナップ写真で、当時の世相を写し出しています・

6cmx4cmの小さな写真で120フィルムからベタ焼きしたものと思われますが、変色、劣化、キズだらけの写真を1200dpiでスキャンして傷などを補正修復しました。

スキャンしたままの画像
S220600_2orgs.jpg

修復後の写真
S220600_2cs.jpg

まだキズ等が残っていますが見やすくなっているはずです。




右端の男の子の右足の下駄の鼻緒が切れており、右から2番目の子は裸足です。


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東沢大橋

東沢大橋は八ヶ岳高原ラインの清里に近い場所にあります。

新緑や紅葉の時期は八ヶ岳を背景に見ごたえがあります。

写真は2022年6月10日の撮影ですが、新緑が最高の時期でした。
DSC03867s.jpg
RX100M7


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道の駅あしがくぼ界隈

上野村へ行く途中に休息した道の駅あしがくぼ付近での撮影です。

真冬には道の駅の近くで氷柱を見ることが出来ます。


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X-H2 撮影日 2023年5月12日


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畑風景

地元お散策して撮影した畑の風景です。

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DSC06066s.jpg


DSC06119s.jpg


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RX100M7、 X-S10   撮影日 2023年5月



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古いアルバム写真をデジタル化 [画像処理]

昨年104歳で亡くなった父の遺品の数十冊ものアルバムは、一部の写真をはがしたり撮影してた後、大部分は廃棄処理しました。

アルバムのなかに、私や兄弟の子供のころの写真が多く載せてある貴重なアルバムが見つかりましたが、アルバムの用紙や写真が劣化変色していたため、残したい写真を修復処理してデジタル画像として残すため持ち帰りました。

古い写真のデジタル画像化はデジタルカメラで撮影する方法とスキャナーでスキャンする方法があります。
スキャナーを使う方法のほうが手間はかかりますが、高画質に仕上げることが出来ます。

写真によっては激しく劣化しているものもあり、一部は修復をあきらめたほどです。

数日掛けて150点ほどの写真をスキャナーで取り込んで修復しましたがその一部を紹介します。

アルバムからページごとに切り分け、X-H2で三脚を使用し、自然光で撮影
用紙の周辺部は劣化変色し、雑に扱うとやぶれてしまう状態で、写真も一部が銀は浮き出て変色しています。
DSCH7767cs.jpg

左上の写真をトリミング
左端は変色して反っており、一部がてかっています。
DSCH7767trms.jpg
この画像からも修復は可能ですが、次のスキャナー取り込み画像の方が解像感、階調とも優れています。

同じ写真をスキャナーで720dpiでスキャン
スキャナーではてかりは無く、階調豊かな画像として取り込めます
S280101_1_scans.jpg
この状態からフォトショップによりモノクロ化、ごみや傷を除去、粒状ノイズ低減、階調補正、シャープニング処理等の修復処理を加えました。

スキャナーに写真画像取り込みの注意点としては写真の表面やスキャナーのガラス面をきれいにクリーニングしないと埃や糸くずがノイズ状に写り込み、その除去に手間がかかることになります。

スキャンした画像の修復仕上げ後の写真
S280101_1s.jpg
修復後の画像は600万画素ほどあり、A4サイズへも見劣りしない画質でプリントが可能です。

今回修復した写真はカラー写真が一般化する以前のモノクロ写真ですが、初期のころの変色したカラー写真の修復はかなり厄介で、一点の修復に30分以上かかることもあります。


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上野村路地裏スナップ

上野村にある道の駅の近くにある蕎麦屋のソバは絶品で、上野村へ訪れる目的の一つです。

ソバを堪能したあと、車を道の駅へ置いて、付近の路地裏を散策して撮影した写真です。

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X-H2   撮影日 2023年5月12日




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