雨の飯田橋界隈 [F200EXR]
F200EXRギャラリー [F200EXR]
ダークな日 [F200EXR]
F200EXRで写した雪景色は絶品です [F200EXR]
このところ開田高原、ピラタス蓼科と、雪山の写真をアップしていますが、実はこれらの撮影の際にFUJIFILMのF200EXRでも撮影していました。
開田高原ではほんの数枚、ピタラス蓼科ではスキーの際にポケットに入れて気ままに撮影したわけですが、これらののF200EXRで写した写真がとてつもなく良いのです。 WBも露出もすべてオートで、滑りながらとか、リフトやロープウエーに乗っているときに気ままに写したわけですが、D300やD40でRAW撮影してきちんと現像した写真と比較してもまったくまったくそん色ない写真が少なからず撮れていました。
F200EXRは最近ファームウエアを更新しており、その結果、WBは確かに良くなってはいますがここまできれいな写真が撮れるとは予想外でした。
今回は、縮小していない元画像もHP領域へアップして比較できるようにしました。
開田高原でF200EXRで撮った画像です。
D300でRAWで撮影しSilkypixで現像した画像です。
縮小した画像ではF200EXRの方が御嶽山の雪の描写は自然に見えます。
こちらからピクセル等倍のオリジナル画像が見られます。
F200EXRで撮影した画像、D300で撮影しRAW現像した画像
F200EXRはEXRモード、2:3比率の画像のため約530万画素に対してD300は1210万画素で画素数の差はありますが、その他については、D300に迫る画像ではないでしょうか。
こちらは、ピラタス蓼科のロープウエーの終点付近から縞枯山方向を写したものです。
F200EXRの画像です。(2010/1/19に掲載しています)
D40で撮影したRAWをSilkypixで現像した画像です。
空の濃さは微妙に違いますが、この画像だけではどちらが良いかは判断できません。
やはり元画像をピクセル等倍で見れるようにしました。
F200EXRで撮影した画像、D40で撮影しRAW現像した画像
どちらもほぼ600万画素で階調性は微妙に異なりますが、解像感もほとんど差が無く、見方によってはF200EXRを方が良く見えるぐらいです。
F200EXRで撮った五反田駅界隈 [F200EXR]
撮影ジョギング [F200EXR]
距離は10kmでこの大会は今までに何回も出場したことがあり、今回は2年ぶりの出場です。
この大会には勤め先の人も7~8人出場とのことで、若いものには負けないとばかり、昼休みのジョギング以外に、数ヶ月前から週末の度に10kmコースを走り込んでいました。その練習コースは上り下りが連続するクロスカントリーに近い結構きついコースでしたが、先週は練習開始当初より7分短縮することが出来て、それなりの練習の成果が出たと感じています。
本日は仕上げということで、ハイペースで走るのを止めて、約16kmの長距離コースをのんびりとコンデジ片手に走ってきました。
いままでも長距離ジョギングがやっていましたが、カメラ片手は今回が初めてです。
撮影行も歩くと距離が稼げず、車だと気軽には停車できませんが、ジョギングだと自転車にはかないませんがそこそこ距離が稼げて、撮影のために時々走るのを中断するためか、走り続けるより疲れにくいと感じました。 ペースを上げて走っている時に立ち止まると、リズムが狂って調子を乱しますが、のんびりジョギングペースだとそのようなこともありません。
ということで撮影散歩ならぬ撮影ジョギングで撮影した写真の一部です。
F200EXRもファームアップしたい以降はAWBも使えるようになったため、一部を除いてAWBで撮影し、Silkypixで微調整しています。
F200EXRで撮った下水処理施設 [F200EXR]
勤先の近くにある下水処理場を昼休みのウォーキングがてらにF200EXRで撮ってみました。
下水処理施設と言っても名称は##水再生センターと付けられています。
施設の半分は鉄筋コンクリートの屋根で覆われてその上部が公園になっており、その公園の端から浄水施設を望むことが出来ます。
屋上の公園の遊戯施設です。
浄水施設の半分は高度施設で清流のようなきれいな水に浄化しているようですが、残りの半分はまだ臭いが残った水で放水しているようです。
F200EXRもファームアップでAWBの異常な青さは緩和されましたが、フィルムシムレーションがSTDだと渋い色調です。 ビビットにすると彩度は高まるのですが、コントラストも強くなり、被写体によってはまだまだ不満を感じます。
撮影した際は快晴で、他のコンデジならば白とびまくるような状態でしたが、広大なダイナミックレンジのおかげで、あっさり最適な階調で撮れる実力を持つカメラであり、WBの弱さが惜しまれます。
ファームアップ後のF200EXR画像 [F200EXR]
F200はダイナミックレンジ特性が抜群に良いことで買ってしまいましたが、青っぽいWBが納得いきませんでした。
そのあたりを改善したとされるファームアップを実施してみましたが、少々良くなった感じで、全く使い物にならなかったAWBも被写体によっては許容範囲にはいるようになりました。
改めて撮影条件を試した結果として、被写体によりAWB又は日陰を使い分けてフィルムシミュレーションをスタンダードからビビッドにして撮影すると、少々彩度が強すぎる場合もありますが、使える画像で撮れる確率が上がったと思います。
以下PモードでISO AUTO400、DR400 フィルムシミュレーションはビビットで、撮影したままでリサイズのみの画像です。
ISO100 AWB 露出補正無し
ISO400 AWB 露出補正無し
ISO100 AWB 露出補正無し
ISO100 AWB 露出補正-0.7
ISO100 AWB 露出補正-0.7
ISO400 AWB 露出補正無し
ISO100 WB日陰 露出補正無し
ISO200 AWB 露出補正無し
ISO400 AWB 露出補正無し
ISO100 AWB 露出補正無し
ISO100 AWB 露出補正無し
ISO100 AWB 露出補正無し
小菊 [F200EXR]
F200EXRスナップ [F200EXR]
F200EXRの画質はデジ一眼に迫ります [F200EXR]
高画質で評判のFUJIFILMのコンデジF200EXRを、同じ被写体で、600万画素ではD40、1200万画素ではD300と画質を比較してみました。
いずれのカメラも画質がベストとされる最低ISO感度として、D40、D300は50mmF1.4の単焦点レンズを使用しています。
またD40とD300はJPEG撮りっぱなし画像に加えて、Silkypix Developer Studio ProのよるRAW現像画像も加えました。
またホワイトバランスは以前に紹介した乳白色アクリル板を使ったカスタム(プリセット)WBで同一条件としました。
まずは撮影画像をリサイズしたものです。
F200EXR 6M F ISO100 DR400% 露出補正0
D40 6M ISO200 JPEG 露出補正-0.7
D40の特性としてコントラストの強い被写体では露出がオーバとなるため明るさを合せるため露出補正しています。
曇り空の右上部分が白とび気味で、ダイナミックレンジではF200に差をつけられています。
F200と同じ条件でプリセットWBを取りましたが、やはりF200は青っぽくなり、D40のほうが見た目に近い色合いです。 但しF200の方が好みだという方もいるはずです。
D40 RAWをSilkypixで現像
右上の白とび部分が目立たなくなりました。 またカラーバランスも若干改善されました。
F200EXR 12M F ISO100 DR100% (12M ISO100だとDRは100%に固定されます) 露出補正0
DR100%だと曇り空の部分は半分以上白飛びしています。
D300 12.2M ISO200 JPEG 露出補正0
ややアンダー気味の露出となり、雲の部分は白とびはありません。
WBはD40とほとんど同じです。
D300 RAWをSilkypixで現像 明るさを補正しています。
リサイズ画像ではWBと雲の部分の白とびの有無しか比較出来ません。
次に画像の一部をピクセル等倍で切り出してみました。
D40 JPEG
色合いの違いのみで、解像感や階調等ではどちらのほうが良いかは判断できません。 但しD40の画像では電線の一部が青であることが判別できますが、F200では電線の色は判別出来ません。 F200画像には白とびが無いことを考慮する勝負は引き分けでしょうか。
D40 RAW現像
エッジ部分や木の葉の部分の描写が改善され、また電線の色ははっきり判別できるようになり、JPEG画像より改善され、F200より明らかに高画質となりました。
F200EXR 12M
茶色の壁の溝の線や電線の描写が明らかに劣化しています。しかし解像感はなかなかのものです。
D300 JPEG
茶色の壁の溝の線や電線の描写は破綻していません。 F200より明らかに画質は良いです。
D300 RAW現像
青い電線の描写は完璧で、画像の品位が向上しています。
今回はF200の画像をハイグレードなデジ一眼レフであるD300のRAW現像画像とも比較するなど、F200にとってはかなり厳しい内容でしたが、予想以上の善戦でした。 F200は6Mで使う限りは、画質的には現段階では最高クラスの実力を持つコンデジではないかと思います。
F200EXRスナップ [F200EXR]
最近はどこへ行くにもコンデジF200EXRを持参して、気ままなスナップ写真を撮っていますがその中から選んでみました。
このカメラはコンデジ最高のダイナミックレンジと、ISO400まで気兼ねなく使える高感度特性が魅力ですが、WBが少々青っぽくなる傾向があるため一部画像については色温度を補正しています。
白川郷で写真比較 [F200EXR]
昨日、ETC1000円を利用して、岐阜の白川郷と長野の白馬へ回ってきて、大量の写真を仕入れてきましたが、白川郷を望む展望台からF200EXR、D300、D40でほぼ同じところを撮ってきましたので比較です。
F200ではWBを日陰とし、D300、D40ではWBを晴天としてRAWで撮り現像時に、WBを微調整しています。 すべて手持ち撮影です。
まずはF200EXRです。 ISO200 DR800% 露出補正0 リサイズ以外無修正です。
D300です。 レンズVR16-85mm ISO200 露出補正0 RAWをSilkypix Proで現像
D40です。 レンズVR70-300mm ISO200 露出補正0 RAWをSilkypix Proで現像
モニターサイズで比較した限りでは、どのカメラの画像がベストなのかは判別できませんでした。
そこで同じ600万画素のF200EXRとD40の画像のほぼ同じ場所を等倍でクラップして比較してみました。
F200EXRです。
D40です。
良く見ると僅かにD40のほうが解像度は良いように見えますが、その差はほんの僅かです。
すべて手持ち撮影とは言え、D40では解像度が良いと評判の手振れ防止レンズを使用しているにもかかわらず、F200EXRはほとんど遜色ない画像であり、F200EXRはすごいです。
FINEPIX F200EXRのホワイトバランス改善策その2 [F200EXR]
4月22日に乳白色のアクリル板を使用したFUJIFILMのF200EXRのホワイトバランスの改善策を紹介しjましたが、その続編です。
前回のページです。 http://komin.blog.so-net.ne.jp/archive/20090422
青っぽくなるF200EXRのホワイトバランスはカスタムWBを乳白色アクリル板を使用することで改善されますが、晴天時で太陽の光が当たっている場合は、アクリル板に太陽光直接が当たらないようにしてWBを取る場合と太陽光が当たる場合とでによってかなり色合いが変化してしまいます。
いろいろ試した結果、次の図のような位置関係で、太陽光がわずかに当たるような方法がベストであることを確認しました。
なお、曇りや雨の場合は明るい方に適当に向ければほぼOKです。
このような方法でWBを取った状態で撮影した画像です。
次は同じ被写体をNikonのD300でRAWで撮影して、Silkipixによりほぼ完璧にWBを調整した画像ですが、上のF200EXRの画像とほとんど差の無いWBになっています。
F200EXRの他のWB例です。
AUTOです。
違和感はありませんがカスタムWBから比べると青っぽいです。
日陰です。
カスタムWBとほぼ同じですがわずかに赤いようです。
次に室内で静物などを撮る場合ですが、この場合はグレーカード又は白い紙によりWBを取るほうが良い結果がでました。
グレーカードでWBを取って撮影した画像です。 背景にはグレーカードを置いています。
WBをAUTOで撮ると、やはり青っぽくなりました。
F200EXRのWBについてまとめると、
1、WBをAUTOにすると必ず青っぽくなり、違和感の無い程度の場合と、違和感を感じるほど青くなる場合とがあります。
2、WBを晴れにすると青っぽくはなりますが、ほとんどの場合は許容でき、RAW現像ソフトなどで色温度を補正できる範囲です。
3、WBを日陰にすると青っぽさは解消できますが、被写体によっては赤すぎると感じる場合があります。
4、屋外での撮影では乳白色アクリル板を使用したカスタムWBが効果的ですが、太陽光がある場合は太陽との向きを気をつける必要があります。
太陽光で理想的なWBを取ったものは。晴れより赤みがありと日陰よりわずかに赤みが薄い状態です。 このWBは屋外で、晴れ、曇り、夜間にかかわらず、ほとんどの場合、適正なWBとなります。
デジ一眼では屋外ではほとんどの場合WBは晴天に固定して撮影していますが、AUTOより良い結果が出ていますが、それと同じです。
5、室内での撮影はグレーカードによるカスタムWBでよい結果がでます。 、晴れとか日陰だと蛍光灯の場合は緑の色かぶりが発生する恐れがあるので、カスタムWB以外ではAUTOのほうが良いと思います。
F200EXRで大阪スナップ [F200EXR]
F200EXRの画像に満足 [F200EXR]
コンデジとしては抜群の階調とローノイズであるフジフィルムのF200EXRも、青っぽいホワイトバランスがウイークポイントでしたが、カスタムWBを使い出したから、「晴れ」や「日陰」のWBと使い分けることで、ほぼイメージした色調が出せるようになりました。
WBをほぼ自在にコントロールすることが出来るようになり、F200EXRの画像に満足です。
アップした画像には撮影条件を付記しています。Silkypixで補正したのもありますが、補正量は当初から比べるとわずかになりました。
WB:カスタム ISO200 DR800% 露出補正-1.0
WB:カスタム ISO100 DR400% 露出補正0
WB:カスタム ISO100 DR400% 露出補正-0.3
WB:カスタム ISO100 DR400% 露出補正0
WB:晴れ ISO400 DR400% 露出補正-1.0
WB:日陰 ISO400 DR400% 露出補正-0.7
WB:日陰 ISO400 DR400% 露出補正-0.7
WB:日陰 ISO400 DR400% 露出補正-0.7
WB:日陰 ISO400 DR400% 露出補正-0.7
WB:日陰 ISO100 DR200% マニアル露出
Finepix F200EXRのホワイトバランス改善策 [F200EXR]
フジフィルムのFinepix F200EXRは新しい方式で高ダイナミックレンジと高感度ノイズの減少を実現して、コンデジらしからぬ高画質を実現したカメラで、AUTO ISO400、800%ダイナミックレンジに設定しておけばほとんどの場合、白とびやノイズを気にすることなく、写すことが出来ますが、最大の欠点はホワイトバランスが青っぽくなることです。
このWBが適正になれば、それこそ現時点では画質的には敵なしコンデジになるはずなのですが。
まず、ホワイトバランスがオートだと、
青いです。
一般的なデジ一眼レフではWBのオートが不安定の場合はWBを晴天にすれば、日中の写真は、ほとんどがニュートラルな自然の色合いになるはずなのですが、このカメラのWBを晴れに設定しても、やはり青っぽいです。
そこでWBの設定を日陰にすると、青っぽさが取れましたが、少々赤っぽくなります。
このカメラにはWBにはカスタムがあいマニアルでWBを設定できることから、グレーカードでWBを撮ると赤っぽさが強調されて使う気にはなれないほどです。この状態でクレーカードを写しても、グレーカードの部分はたしかに正しい状態なのですが、景色を写すと、これは何と思えるほど赤っぽくなります。
WBが少々違っても、RAWモードで写せるのなら、RAW現像時にWBは如何ようにも補正出来ます。
このカメラのように、JPEGモードのみ場合でも、SilkypixやLightoroomのようなRAW現像ソフトでWBを事後補正できますが、画像情報がかなり間引かれているので、大きくWBがずれた場合は修正が不完全にしか出来なかったり、修正不可能な場合もありえます。 このためJPEGモードしかないカメラでは撮影時に、如何に適正なWBで写せるかが重要となります。
F200EXRの場合、WBがAUTOや晴れのように少々青っぽくても良い場合や、日陰のように、少々赤っぽくても良い場合もありますが、本来はニュートラルなWBで写すせるべきで、このカメラの設計思想に疑問を感じます。
とは言っても、極めて高いダイナミックレンジは魅力的で、今までは白とびを防ぐためにマイナス側に露出補正し、撮影後にトーンカーブなので明るさや階調を補正するような配慮がほとんど不要になることが捨てがたく、なんとか適正なWBで写せないかといろいろ試した過程で、以前、ホームセンターで買ってきた乳白色のアクリル板をカットして自作した、自作のマニアルWB設定ツールを引っ張り出してきて、これを使用してカスタムWBを取ったところ、かなりWBが改善されることが分かりました。
これで撮影した画像です。
やり方としてはWBをカスタムにしてレンズの前にアクリル板を当てて、光源、又は被写体に向けてカスタムWBを設定します。
また、乳白色のアクリル板の代わりにスーパーなのでもらえる、乳白色のポリ袋でもほぼ同様の効果が得られます。
このようにしてWBを設定した状態で写した作例です。
撮影条件はEXRオートのダイナミックレンジ優先モードで、ISO AUTO400、DR800%、画像サイズは6M3:2、画質モードはF、ホワイトバランスはカスタム、フィルムシミュレーションはスタンダードです。
いずれの画像も縮小のみで、WB、階調等の加工は無しです。