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DSC-TX7でスナップ [DSC-TX7]

久しぶりにソニーのTX7で撮影です。
本日所要で外出の折、TX7を持ち出しました。
このカメラは小さなフルハイビジョンビデオカメラというべきで、このカメラで撮った動画を大型TVで見ると、かなりの迫力でみられるのですが、静止画は、ダイナミックレンジや階調はかなりなものですが、色調が今一つで満足いきません。RAWで撮れれば撮影時の色調なんて無視できるのですが、JPEGだと、後加工で補正しても違和感が残る色調です。
それを覚悟で道すがら撮ったわけですが、やはりストレスのたまる色調でした。
そのような画像を何とか見られる程度に補正した画像です。
pic1.jpg

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サイバーショットDSC-TX7動画からの静止画切抜き比較 [DSC-TX7]

SonyのサイバーショットDSC-TX7は屈折型光学系のカード型コンデジですが、1920x1080i 60フィールドのフルハイビジョン動画を撮影することが可能です。 これは地上波デジタルハイビジョンの1440x1080iを上回り、BSデジタルハイビジョン相当になります。

さすがに、TV放送のハイビジョンは3CCDの放送用仕様のカメラで撮っているため、画質的にはかないませんが、従来のアナログSDと較べるとはるかに高画質です。

TX7の動画は付属ソフトであるPMBを使用することで、静止画に切り抜くことが可能で、その静止画を見ることで動画の画質の評価を試みてみました。

TX7のハイビジョンは
 AVCHD 17Mbps FHモード 1920x1080i  60フィールド/s
  AVCHD   9Mbps HQモード 1440x1080i  60フィールド/s
  MP4      12Mbps 1440x1080p 30フレーム/s
 MP4   6Mbps 1280x720p  30フレーム/s
の4種類のハイビジョンの撮影が可能ですが. 走査線数1080の3種類の動画から切り抜いた静止画とデジカメとしてのJPEG静止画の4種類のについて比較してみました。

特に興味を持ったこととして、TV放送と同等のインターレス走査の1080iのAVCHDモードと、プログレッシブ走査の1080pのNP4との差、及び1920x1080(16:9)と1440x1080(4:3)とで、静止画に切り抜いた時に解像感に差があるかということでした。

インターレス走査は、従来のアナログTVと同じで、1080本の水平走査を半分の540にして、1/60秒ごとに交互走査して1/30秒で1フレームの画像を形成することに対して、NP4ではプログレッシブ走査で1/30秒で1フレームを走査している方式であり、インターレスとプログレッシブとで画質的に差があるかということと、1440x1080の4:3のアスペクトを16:9の1920x1080まで水平方向を間延びさせた方式で、水平方向の解像度に差があるかを確認したかったわけです。

静止画を切り出してまず戸惑ったのが、1920x1080の解像度のはずが、2304x1296のサイズで切り抜かれたことです。 当然、補完拡大されているため解像感が低下しています。 またJPEGはハイビジョンと同じ16:9のアスペクトで撮影すると3648x2056であるため、客観的に比較するために、JPEG画像、動画切抜き画像とも、ハイビジョンサイズである1920x1080まで縮小して比較することにしました。

結論から言うと、ハイビジョン動画からの切抜き画像では、撮影モードにより解像感的な有意差は無いことと、JPEG画像と動画とは同じ画像サイズにしたとしても、JPEG画像のほうが、圧倒的に解像度が良いことでした。 このことは、動画はまだまだ解像度的に改善の余地がある判断できます。

まずはデジカメモードのJPEG画像です。
JPEG-t.jpg


AVCHD FHモードの切抜き画像です。


ここまで縮小するとまったく画質比較は不可能であるため、1920x1080サイズに縮小した画像から中央部付近をクロップしてみました。

JPEG画像です。 以下画像をクリックすれば1920x1080のフル画像をご覧できます。

解像度がかなり高い画像です。

FHモード (1920x1080) 

階段や石段がボケています。

HQモード(1440x1080)

FHと差がありません。

MP4モード(1440x1080)


動画切抜き画像で有意差が出なかったことは、画像解像感がどのモードでも同じようになまっているからではないでしょうか。
もしハイビジョン画素数の限界に迫るような動画画質ならモードによる解像度の差はでたと思いますが、FHオードとHQモードとでは静止画の画質に差がありませんでした。
ということで、動画の画質も、FHモードとHQモードとでは差がないと判断できるので、動画撮影はデータ容量が大きくなるFHモードでとる必要がなく、HQモードで十分であると思います。
HQモードとMP4モードとでは静止画では差がありませんでしたが、60フィールドと30フレームとの差により、動画では動きの滑らかさでは30フレームのMP4より60フィールドのHQの方が優れています。

また、動画の切抜き画像はデジカメの静止画の代用にするのお粗末すぎますが、動画で見ると、さまになります。
TX7のハイビジョン動画もフルハイビジョン放送をしているBS放送の画質と較べると明らかに見劣りしますが、コンデジでフルハイビジョンが撮れるようになったことはすごいことだと思います。


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TX7のハイビジョン再生顛末記 [DSC-TX7]

今までにも書きましたが、サイバーショットDSC-TX7はSonyのハンディーカムに迫るフルハイビジョン動画を撮影することができると知り、孫娘の動画を撮りたい一心で衝動買いしてしまいました。
TX7で撮影したフルハイビジョン画像は、高級ビデオカムと較べれば劣りますが、当初の期待以上の画質で撮影することが出来ました。
撮影したままの画像は、TX7を付属のクレードルに装着してHDMIケーブルで接続することにより、最近やっと手に入れた40型の液晶TVで、簡単にかつ高画質で再生することが出来ました。

動画も静止画と同様に、つまらないシーンやNGシーンも撮影してしまうので、テーマごとに不要な部分をカットして編集後の画像で保存することが必要です。
TX7で撮影した画像フォーマットはハンディーカムと同じAVCHDでこれはブルーレイディスクレコーダーと親和性があり、これには容易に記録できるそうですが、私のTVは東芝のREGZAでこれには外付けのHDDにTV番組は記録できるので、ブルーレイレコーダーは不要であり、とりあえずは撮影した動画は、PCに記録し、TVで見たい画像は、編集後、SDメモリーに書き戻して見ようと簡単に考えていました。
ところがことはそんなに簡単ではなかったのです。

TX7に付属のソフト(PMB)では画像の取り込みとか不要部分のカットやカメラへの書き戻しは出来ますが、各ショットをつなげて一本の動画ファイルにするような編集機能はありません。
そこで、私なりに調べた結果、PowerDirector8というビデオ編集ソフトをDLで購入しました。

実はいままでビデオの編集は自分ではやったことはありません。
15年ぐらい前に8mmビデオカメラを買って撮影したことがありますが、あまりの画質の悪さに早々に使わなくなってしまい、当時は編集するまでには至りませんでした。
以前勤めていた会社では、放送局で使うVTRとかTVカメラを製造していて、その設計や製造にかかわったことがあり、当時のビデオ編集の方法は知っていました。 VTRを複数台使用して、ビデオテープにキュー信号(編集ポイント)を入れ、同期信号でVTRの同期をあわせて時間軸に沿ってダビングしながら編集する、いわゆるリニア編集でした。
その後、アナログ放送でも、カメラやVTRはデジタル化して、画像はHDDに収納して編集するいわゆるノンリニア編集に変わったわけです。
PowerDirector8も当然ノンリニア編集で、このソフトをいじりまわして、簡単な編集だけは何とかできるようになりましした。 でも編集し終わったAVCHD動画ファイルをSDメモリーの元のフォルダーにPCで戻してTX7に装着し、TVとつないで編集後の動画を見ようしても、その編集後の動画ファイルはまったく認識されずに再生できませんでした。 そこでカメラをPCとUSB接続して付属ソフトのPMBで書き戻した結果、編集後の動画は認識されましたが、書き戻すのに、動画の実時間の数倍の時間がかかったしまうことと、編集後の画像がボケボケで、見る気もしないようなひどい画像に劣化してしまいました。
PC上でモニターした限りでは、オリジナル画像と編集後とで画像劣化は認められなかったので、明らかPMBで書き戻す際に、不適切な処理がされているわけです。

PCをTVにつないで見る方法もありますが、REGZAのPC入力はHDMIしかなく、私のデスクトップPCはデジタル出力をHDMIには変換できますが、まったく離れた部屋にあり、ノートPCはアナログ出力でREDZAとの接続は不可能です。
ブルーレイレコーダを買えば見られるのは分かっているのですが、値段はTX7のほぼ倍でまったくの論外。
今流行のネットPCでHDMI出力の付いているものならブルーレイレコーダよりは安そうだとも考えましたが、これだけのために性能の低いPCを買うのも明らかに無駄です。

いろいろ調べていくうちにメディアプレーヤーなるものを見つけました。
これは、入力としてUSB、LAN、SDカードスロットを備えていて、USBメモリー、HDD、LAN接続のHDDに収納されている多様な種類の静止画、動画をTVで再生できるもので、出力もHDMI、D端子、アナログ端子を備えており、価格も1~2万円程度です。 私はI・O DATAのAV-LS700というモデルを買いましたが、バファローやPRINCETONなどからも同様なメディアプレーヤーが発売されています。
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結果ですが、編集後の動画は劣化することなく、見事にREGZAで再生することが出来ました。
デジタル写真も、40型TVで見ると迫力が違います。 ということでTX7では静止画もハイビジョンと同じ16:9のアスペクトで撮影しています。


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DSC-TX7ギャラリー [DSC-TX7]

サイバーショットDSC-TX7のクセも分かってきて、作品もどきを撮ってみました。
画像によっては後加工しています。
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工場地帯 [DSC-TX7]

サイバーショットDSC-TX7dで撮った写真のうち工場地帯のものを選んでみました。
これらは、TX7で撮影したJPEG画像を素材として、フォトレタッチにより、オリジナルとは違う雰囲気の写真に加工しています。
オリジナルではやや赤っぽくや、アンバーよりの写真を逆の色調に加工しています。
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サイバーショットDSC-TX7で夜の街をスナップ [DSC-TX7]

勤めの帰りに町田駅で途中下車してDSC-TX7で夜の繁華街をスナップしてみました。
コンデジの割には高感度に強いようですが、ノイズ除去を強烈に掛けているためか拡大すると塗り絵的になっているのが認められます。 また気になることとして街灯などの照明が写り込むと水平から僅かに斜めになったハレーションが認められます。スミアとは異なるので、光学的な問題ではないかと想像します。
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ISO800

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ISO800

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ISO400

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中央上部のライトに斜めのハレーションが認められます。  ISO800


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ISO400

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ISO400

ISO感度は自動ですが、EXIFデータから撮影時のISO感度を確認しています。
WBはオートですが、撮影後SilkypixでWBや階調を微調整しています。


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DSC-TX7のスウィングパノラマ [DSC-TX7]

サイバーショットDSC-TX7のユニークな機能としてスウィングパノラマがあります。
これはシャッターを押してカメラをゆっくりスウィングすることで、最大100枚の画像を撮影して合成し、最大258度までのパノラマ写真を自動的に作成するもので、実際にやってみるといとも簡単にパノラマ写真が出来てしまいます。
180度以上カメラを振るので明るさや被写体の色合いも変わりますが、露出、ピント、WBともに違和感のないパノラマ写真が出来てしまいます。
お遊び的機能ではありますが、楽しめます。
但し、縦の画素数は1080になってしまい、拡大してみると、ブレで甘くなったピントをシャープネスで補正しているので、輪郭部は僅かなリンギングが見られますが、普通に見る分には立派な写真です。
ということで、お遊びで撮ったスウィングパノラマ写真です。
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サイバーショットDSC-TX7ギャラリー [DSC-TX7]

昨日はサイバーショットDSC-TX7のAWBは問題有りとしましたが、AWBがずれるとしても実際は僅かで、階調が豊かな良質な画像であるため、補正は比較的に楽です。
ということで、TX7の画像をSilkypixで微調整した画像のギャラリーです。
画像のアスペクトはハイビジョンと同じ16:9にしています。
これらの画像をオリジナルサイズのまま大型の液晶TVで見ると迫力があります。
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サイバーショットDSC-TX7をレビュー [DSC-TX7]

数日前にSonyのサイバーショットDSC-TX7をほとんど衝動買いのような形でゲットしました。
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きっかけはカード型コンデジであるにもかかわらず、1080i 60フィールドのフルハイビジョン動画が記録でき、その画質は、同社のハンディカムで撮影した動画に迫る高画質であることを知ったからです。
次女が孫娘を出産後、里帰りして我が家へ暫くいるため、その間の孫娘の様子をハイビジョン画像で撮影したいがきっかけです。
Sonyは放送用ビデオカメラでは世界最大シェアを持つ会社であり、そのSonyがビデオカメラのテクノロジーを投入して造っているハンディーカムと同じ裏面照射CMOSの撮像素子を使用し、ハンディカムと同じAVCHDフォーマットのフルハイビジョン画像はたとえコンデジであったとしてもいい加減なものではないはずと思ったわけです。
早速に孫娘の様子を始めとしていろいろなシーンを撮影し、最近購入したTVに写してみましたが、期待にたがわず感動ものの素晴らしいハイビジョン画像でした。

このカメラの静止画についても、裏面照射CMOSを使用により感度、SN比が向上し、FUJIFILMのF200EXRと同じように露出値の異なる2枚の画像を合成することによるダイナミックレンジが拡大、高速連射に加えてカメラを振り撮影することにより最大258度のパノラマ写真が撮影できるなど、デジカメとしても進化しているということで、使い勝手や、画質、特にWBや階調を主体に、レビュ-してみました。

まず外観ですが、高級感は無く、バッテーリーやカード挿入部のふたがきゃしゃで弱々しいことが気になりました。
使い勝手ですが、前面の電源スイッチを兼ねたスライドの動きが硬すぎることが少々不満です。
背面は液晶のみのタッチパネル操作で、メニュー操作はかなり手早く出来るようになりましたが、反面不用意に液晶に触れぬように注意しなければならず、ホールドの点からは良くありません。 但し、フォーカスを希望するところをタッチすることで任意のポイントにフォーカスを合わすことが可能であることと、再生の際もタッチした箇所を拡大表示出来ることは、タッチパネルならではの利点だと思いました。

肝心の静止画の画質ですがホワイトバランスは一部問題がありますが、その他は予想以上の画質です。

ホワイトバランス;
私は今までデジ一眼も含めてデジカメのAWBは信用していませんでした。 そのためデジ一眼ではRAWで撮影するとともにのWBは晴天か色温度指定で、RAW現像の際に、必要に応じてWBを微調整しており、コンデジで写した場合もかなりの率で後処理でWBを補正していました。 但し、最近、NikonのD700をファームアップした結果、AWBの性能がかなり良くなったためAWBを使う頻度が増えてきました。

このDSC-TX7のAWBですが、やっぱりだめだったが正直な印象です。AWBも大きくずれるわけでなく、ほとんどの方はこのカメラのWBは悪くないと感じるレベルなのですが、私的には期待が大きかったためかかなりの不満です。

ダイナミックレンジと階調;
これは素晴らしいです。 露出補正以外に逆光補正HDRとか各種シーンセレクトがありますが、まったくのおまかせオート撮影でほど完璧で、白とび、色飽和も心配ないぐらいです。

高感度画像;
特にISO感度別には比較撮影していませんが、ISOオートで暗い所を撮影してもノイズは気になりません。

いよいよ画像評価です。
TX7の画像は、新しいカメラのチェックの常として、デフォルト設定の「おまかせオート撮影」で、WBや階調の良否を客観的に比較するためにNioknのデジ一眼D700でほぼ同じアングルをRAWで撮影して、WB、階調をベストの状態に仕上げた画像をリファレンスとしています。

TX7の画像です。
1_DSC00060-t.jpg
カメラの色温度設定がやや高くなったためアンバー(琥珀色)よりの画像になっており、WBはNGではありませんが良好とはいえません。

こちらはD700で撮影したリファレンス画像
1_JS2_0891-s.jpg
ほぼ忠実な色調です。

F200EXRの画像 TX7とは逆にかなり青っぽい画像です。
1_f200_.jpg



TX7画像 日の当たる情景のサンプルです。
2_DSC00149-s.jpg
この画像だけ見ると一見悪くないようですがやなりアンバーが強い画像です。

D700のリファレンス画像
2_JS2_0931-s.jpg



TX7で撮った黄色い水仙ですが、WB、階調とも申し分なく、色飽和も有りません。
全くのおまかせでこのような写真が撮れるとはすごいです。
3_.jpg

D700のリファレンス画像
3_JS2_0899-t.jpg
この被写体は結構難しく、WBを晴天に固定し、マイナス側に露出補正し、RAW現像時に明るさと階調を丁重に調整して、やっとTX7並みの画像になりました。

F200EXRの画像です。 完全にWBが破綻しています。
3_DSCF6495-t.jpg



TX7の画像 ややアンバーですがOKの範囲でしょうか。
4_DSC00086-t.jpg

D700の画像
4_JS2_0912-t.jpg



TX7の画像
5_DSC00082-t.jpg

D700の画像
5_JS2_0910-t.jpg
この被写体ではTX7の画像はD700の画像と色調の差があるにしてもOKと判断します。



今までテストしたすべてのカメラのAWBがNGとなった薄暗い濃い緑の葉の木立の被写体です。
TX7の画像です。
6_DSC00089-t.jpg
見事にマゼンタ被りになりました。

D700の画像です。 本来の色です。
6_JS2_0915-t.jpg



TX7の画像 かなり赤っぽくなりWBはNG
7_DSC00126-s.jpg

D700の画像
7_JS2_0927-s.jpg

サイバーショットDSC-W170の画像
7_DSC01728-s.jpg
サイバーショットは似たようなAWB特性を持っているようです。



私の今までのデジカメの選択基準では、画像の縦横比が3:2に設定できないカメラは買わないことにしていましたが、 TX7は4:3かハイビジョンと同じ16:9の2種類で、3:2は設定できません。 私は4:3は好まないので、TX7は16:9にセットしました。

最後はスイングパノラマ写真です。
手持ちでシャッターを押しながらカメラをゆっくり振り回すだけであっさりこのような写真が撮れてしましました。
DSC00037-s.jpg

TX7もAWBさえもう少し改善されれば史上最強のコンデジと言えるかもしれません。

動画のWBも静止画のWBに準ずるはずですが、再生した動画を見てもて、不思議にWBは気になりません。
映画やTVでは、WBよりも動きに気がとられてしまうことと、WBの悪い画像が普通に放送されており、その感覚から、WBが完璧でなくても気にならないのだと思います。
NHK大河ドラマの竜馬伝にしても意識的にWBを崩して、ひどい緑被りの画像で放送しています。
静止画なら完璧にNGなのですが、TVや映画だと、その作品の味として受け入れてしまうのだと思います。


2010年3月3日追記
TX7の動画と静止画とのAWBは微妙に違いが有るようで、動画のWBはPCのモニターで見る、と多少、赤みが残りますが、マゼンタによる傾向はほとんど見られず、色温度がPCモニターより高めに設定されている、液晶TVで見ると、ほとんど違和感のない色調で見ることが出来ます。

全くの想像ですが、静止画のAWBは今までのコンデジのAWBの流れを継承し、動画のAWBのアルゴリズムは、ハンディーカムで蓄積したテクノロジーを継承しているのではないかとも思っています。 


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