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夕闇の道路 [X100]

久しぶりにFUJIのX100の画像です。
X100は常時バックに入れて外出時には持ち歩いていますが、撮影数は多くありません。
コンデジよりややかさばり、単焦点レンズで、操作性もいまひとつなのですが、デジ一眼に見劣りしない高画質で写せることや、レトロカメラを思わせるデザインで、気にいっています。

写真は夕刻の暗くなりかかったころ、ISO1600まで感度を上げて撮影。 電柱に腕を押しつけてですが、手持ち撮影です。

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X100で下町をスナップ [X100]

ゾロ目散歩会ではD800以外にFUJIFILMのX100も使用。
X100にはPLフィルターを付けての撮影。 
途中でフィルターが汚れているの気づいてタオルで拭いたのですが、汚れたままで撮った写真はすべてNG。
その後に撮った写真も汚れが完全に拭き取れていなかったためか、抜けの良さが乏しい写真が多いように感じました。
RAW現像の際に黒を締めたり、階調を調整することで、何とか救済できたのですが、撮影前のレンズやフィルターの汚れのチェックは欠かせませんね。

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撮影地は本郷、東大構内、谷中


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町田駅界隈 [X100]

大量の資料をプリントしなければならないことになり、プリンター用のインクを買いに町田のY店へ行った際に駅の周辺をX100でスナップ。

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X100で花マクロ [X100]

X100のレンズは35mm単焦点ですがF2と明るく、また高感度も躊躇なく使えるため、手持ちで花のマクロ撮影が比較的容易にできてしまいます。
解放近くで撮れば焦点深度が浅くなるため、ぼけも表現出来ます。

ということでこの数日間に、自宅のすぐ近くで撮った花マクロ写真です。

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X100の緑の表現 [X100]

X100の画像のWBは今一つのところがありますがRAWで撮る限りではかなりしっかりした画像が撮れます。
基本的に部分で画像に弱点があると、RAWで撮っても仕上げるのに手間がかかります。

ということで、日光へ行く途中でX100で撮った緑の表現です。

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X100は高感度に強そう [X100]

先日、日光へ行った帰り道、家内が運転して圏央道のトンネル内を走行中、ほんのお遊びのつもりでX100で撮った画像です。

X100は高感度に強そうだとは感じていたのですが、X100で撮影する場合は、ISO200かISO400で、時たまISO800まで上げたぐらいで、高感度撮影が必要な場合はD700を持ち出していました。
トンネル内は照明が間引されて明るいとは言えない状態で、時速100kmで走行中のかなり厳しい条件です。
撮影条件は感度ISO1600、F2の絞り優先AE、露出補正-0.7、WBは色温度5300Kで、たった一枚しか撮影しませんでしたが、帰宅後PCで画像を見ると、あの悪い条件の中で、かなりまともに写っていました。 ちなみにシャッタースピードは1/23秒でした。

この写真、JPEGで撮ったままで縮小のみです。
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前を走る車を入れて等倍でクロップした画像です。
DSCF0211crap.jpg

僅かにぶれてはいますが許容範囲で、前を走る車のナンバーもかろうじて認識でき、トンネルの天井や壁の部分にわずかにノイズは認められますが、このぐらいならRAW現像時に除去できます。

この画像を見て、これならX100で夜景スナップも可能だなと思った次第です。


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ファームウエア更新でX100のWBが改善 [X100]

FUJIFILMのX100は操作性やWBに問題があることを覚悟の上で買いました。

この件に関してはこのブログでも以前に取り上げています。
 X100のホワイトバランス (発売前にPDF版カタログの中のサンプル画像が青すぎる件について)
 X100のホワイトバランスはやはりおかしい
 
X100のWBについては、RAWで撮影すれば現像時に補正できますが、WBを補正する頻度は、私の持っている他のデジ一眼レフカメラと比較すると格段に多く、操作性の悪さも加わって、少なからず不満を感じていました。

この度、X100のファームウエアがアップデートされ、早速DLしてインストールしてみましたが、まだ不満が残る部分があるとしても、操作性やWBについて改善されたことを確認しました。 (FUJIFILMのX100ファームウエア更新のページ

今回のX100の更新は、米国の著名なカメラ評価サイトである dpreview.com で痛烈に批評されたことに対して対処したものだとのこと.。 
更新のページでの変更内容の説明によれば、操作系ではかなりの改善がなされたようですが、最も関心があったWBについての記述はありませんでした。
でもWBも改善されていました。

私が気にしていたWB上の問題は次の3点でした。
① AWBと晴れが青すぎる傾向であること。

② 色温度設定モードにすると緑被りする現象があること。

③ 「WBシフト」機能により、色被りなどを補正する機能があるが、すべてのWBモードにおいて共通に適用されてしまい、個々のWBモードに対して個別に設定できないことと、「WBシフト」はJPEGのみ適用され、RAWには適用できないこと。

私の撮影時のWB設定は、被写体や光の状況等によりAWB、晴天、色温度設定を使い分けて、撮影時にイメージした色調に出来るだけ近づけるようにしておくことで、RAW現像時のWB補正を最小限度にするように心掛けていますが、X100では②項の問題により、撮影時にマニアルでWBを適正に設定することは事実上困難でした。

今回のファームウエア更新では①項と③項は改善されませんでしたが、②項の色温度設定時の緑被りはほぼ完ぺきに改善されていました。


その他、更新のページに記載がない改善点としては、
④ シャッター半押しでEVF/背面モニターの画像がフリーズするため、動く被写体の撮影はEVF/背面モニターの使用は事実上不可能で、OFVを使わざるを得ませんでしたが、ファームウエア更新後は、シャッター半押しでほんの一瞬画像が止まりはしますが、ライブビューの状態で撮影が可能になった。

⑤ 時間経過により電源自動OFFした後は、電源スイッチを入れ直すかシャッターを全押し長押ししないと復帰しなかったのが、シャッター半押しで復帰するようになった。

④項や⑤項もデジカメとしては本来備わって然るべき機能のはずで、この2点が改善されたことによる操作性の向上は大きいと感じています。


以下は同じ被写体をファームウエア更新後の各WBで撮影したJPEG画像で、縮小以外の画像処理はしていません。

AWB 色温度は推定 4900K


WB 晴れ 色温度推定 4700K


WB 色温度設定 4500K


WB 色温度設定 4800K


WB 色温度設定 5000K


WB 色温度設定 5300K


WB 色温度設定 5600K


この度のWBの検証で、AWBや晴れ、4500Kから5600Kまでに色温度を変えて撮影してみましたが、単に色温度が変わったのみで、どのWBでも違和感にある緑被りやマゼンタ被りは有りません。
どの色温度が良いかは主観的な部分があるため、これだとが断定できませんが、もっとも現実的なWBは5300Kで、私の好みだと5300Kまたは5000Kでしょうか。

これで色温度指定によるWBがやっと使えるようになりました。


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X100のファームウエアーをアップデート [X100]

X100のファームウエアーをVer. 1.1にアップデートしました。

X100の撮影画像は基本的には高いレベルにあるのですが、WBや操作性、安定性などにかなり至らぬ部分があり、そのような面を覚悟して使わなくてはならないカメラでしたが、やっとそのあたりの改善を目的としたファームウエアーがアップデートされたわけです。

まだ不満の部分は残っていますが、いままでより明らかに良くなっています。

まだ検証していない部分もあるので、アップデートに関する所感等については別途紹介するとして、アップデート後の操作性などを確認のために撮影した画像のなかから選んでみました。 

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X100スナップアトランダム [X100]

FujifilmのX100は外出や散歩のときに常に持参していますが、撮影数はそれほど多くはなく、被写体もばらばらで撮影した写真にテーマを付けられるほどではあません。
といくことで今回のテーマもX100スナップアトランダムになりました。

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X100スナップアトランダム [X100]

X100はノスタルジックなデザインで、ある意味では格好良いカメラです。
無理して買ってみましたが、実情は、立ち上げやシャッターレスポンスが悪く、操作が面倒で、WBも今一つで、撮影歩留まりも一眼レフと比べるとかなり見劣りがします。
またレンズが35mm相当に固定であるため、撮りたくても画角がお呼びでなく諦めることも少なからずあります。
これだけ欠陥の多いカメラですが、JPEGでもなんでと思わせるような素晴らしい写りをすることが少なからずあり、RAWで失敗なく撮る限りでは、素晴らしい素材性を有しており、また、小型軽量であることから持っていても負担になりません。

ということで、愛犬の散歩や外出するときには、バックの中に無造作に放り込んで持ち出して、気が向いたときに気ままに撮影しています。

今回は、数日の間に、X100で撮った気まぐれ的なスナップ写真です。
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X100スナップアトランダム [X100]

FujifilmのX100は出かけるときはいつもバックのの中に入れており、出先でも気軽にスナップしています。
今回は。最近、X100でスナップした中から適当に選んでみました。

X100のWBは、AWB、晴天ともシアン被り気味で青っぽくなり好きになれず、RAW現像時にすべての画像のWBは補正しています。
但し、RAWで撮る限り素材としては極めて良質です。

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X100でスナップ [X100]

X100のWBについてはかなり批判的なことを書きましたが、それは撮影されたままのJPEGの話です。 X100で撮影したRAW画像の素材性はかなり優秀だと思います。
この際、X100のJPEG画像は無視して、RAWをSilkypix Developer Studio Pro Beta版で私流に仕上げてみましたが、改めて素材性の良さが実感できました。

画像は乙ヶ妻の桜を撮りに行った際に立ち寄った恵林寺やその周辺で撮影したものです。
pic1.jpg

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X100のホワイトバランスはやはりおかしい [X100]

やはり、X100のWBはおかしいです。
AWBばかりでなくWBを晴れに設定しも青っぽく写ってしまいます。

デジ一眼の場合はAWBがばらついたとしても、WBを晴天にすればWBの基準となる色温度である5200Kに設定にされるので、屋外での撮影の場合はほぼ見た目通りの自然な色合いで撮影出来るのですが、X100ではWB晴れにしても改善されません。

D700でWBの色温度指定を変えながらグレーカードを比較撮影してX100のWB晴れの色温度を検証した結果、ほぼ4600Kであることが推定できました。 
X100のAWBも日中の屋外での普通の被写体だと、その多くはWB晴れと同じ色温度4600Kで撮れてしまうため、青みがかってしまいます。

撮影時の色温度はRAWを付属ソフトであるRAW FILE CONVERTERでRAWを開くとホワイトバランスの色温度の数値でおよその値が判断できます。 

左は晴天で撮ったRAWの場合で、色温度は 4711 と表示されています。


被写体や光線の具合によっては色温度を低めに設定したほうが良い結果が得られる場合もあり、X100のWBでもきれいな色で撮れることもありますが、青すぎて違和感を覚える色調に撮れてしまうことが少なくありません。

今まで使用したことがある富士フィルムのF31fdやF200EXRも青めに撮れる傾向があり、X100も同じようなWBの傾向であり、デジカメであってもリバーサルフィルムと同じような色調に撮れなくてはならないというフィルムメーカとしての呪縛があるのではないかと勘繰ってしまいます。

100歩譲ってこのAWBの傾向はX100の特徴だとしても、WB晴天ではきちんと色温度を5200に合わせるべきと思います。
X100のWBには色温度を直接指定するモードがあり、このモードの5000Kとか5300Kで撮影する方法もあり、色温度指定にするとWBは確かにほぼ指定通りの色温度になるのですが、残念ながら、このモードでは緑かぶりする傾向があり、色温度が違う以上に違和感のある色調になってしまい、これは明らかWB設定上のエラーだと思えます。
WBカスタムもありますが、簡単には使いこなせません。 ということで、X100では適正なWBで撮影することは至難の業だと言えると思います。

X100はRAWでも撮影できるので、RAW現像時にWBは自由に補正できますが、WB以外は画質的に優れていることから非常に惜しいと思います。

つい最近も、D700やD3100とともにX100で撮影してみましたが、X100で撮影した画像の大部分はWBは私的には不適正でRAW現像時にWBの補正が必要でした。



以下はX100と、D700に35mmF2レンズを付けて撮影したWBの比較画像です。

X100 AWBのJPEG画像 色温度推定4600K 青みが強く、私的にはWBはNG

WB晴れでも撮影しましたが、WBはAWBと全く同じでした。

X100 色温度5000のJPEG画像 
色温度はほぼ5000Kでしたが、緑被りで上の画像よりさらにNG


D700 + 50mmF2 WB晴天 JPEG画像

WBはOKですがメリハリが乏しくやや単調な画像で階調補正が必要

X100の最初の画像のRAWをSilkypix Developer Studio Proで、色温度を5100K、彩度1.10
露出補正+0.2で補正
画像をクリックするとフルサイズの画像が開きます

X100のRAWを現像した画像は、D700で撮影したRAWを現像した画像と全くそん色無い画像と判断できます。


日陰の室内においてX100でグレーカードを写した画像のヒストグラムです。




WB晴天で撮影した例で緑を中心に赤と青が均等に分散しており、色温度が低めに設定された例
色温度指定により撮影した画像で緑被りした例で、緑が右の青よりに寄っており緑被りしている状態を示しています。

緑の山が左によるとマゼンタ被りの画像になります。


ヒストグラムとホワイトバランスとについてはこちらで詳しく説明しています。


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X100とD700との撮り較べ [X100]

Nikonのフルサイズデジ一眼のD700とFinepix X100とを同じ被写体で撮り比べてみました。

まずはX100で撮ったまま縮小したJPEG画像です。
しだれ桜のピンクや菜の花の黄色の色飽和、白壁の白飛びを防ぐため、マルチパターン測光で-0.7段の露出補正を掛けており、WBは晴天です。
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X100のAWBでも屋外だと大部分は晴天と全く同じWBになりますが、一部は妙に外れてしまうのでAWBよりWB晴天の方がましでしょうか。 但し、WB晴天でもわずかにシアンに傾き、春の暖かい空気感を表現しきれません。

こちらは同じ被写体をD700とVR24-120mmF4の組み合わせのJPEG画像
WB晴天で-0.7段の露出補正をかけていますが、WBはX100より良いと判断できます。


次にSilkypix ProでRAW現像した画像です。

X100のRAW現像画像 WBと階調を補正


D700のRAW現像画像 階調のみ補正しWBは晴天のままです。


RAW現像により、WB、階調、解像感などほとんど同じような画像となり、詳細に比較しても優劣を判断できないほどです。
強いて言うならば、D700のRAW展開時に倍率色収差がわずかに認められたため補正していますが、X100は収差が認められなかったため補正は不要でした。

倍率色収差はレンズの優劣により生ずるものであり、D700の場合は、カメラ内のJPEG画像やNX2で現像する場合は倍率色収差はあったとしても自動補正されますが、Silkypixの場合はマニアルでの補正が必要になりまます。
この観点から言うと、X100のレンズでは倍率色収差に関してはかなり優秀であることが言えます。


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FinePix X100の使用感 [X100]

X100の使い勝手や使用感についてです。
これについては、なるほどと思える部分もありますが、不満というか、未完成の部分もいろいろあります。

まずはシャッターボタンのクリックが固すぎるように感じます。 このためシャッターボタンを押すのに力が必要になり、特にスローシャッターの場合にカメラブレを起こす可能性が高まります。 デジ一眼の高級機はシャッターのクリックは無く、普及機にはクリックがありますが、コンデジを含めた他のカメラと比較してもX100のシャッターは明らかにクリックが硬いと感じます。

OVF内のフレーム枠ですが実際に写る範囲とに差がありすぎるように感じます。 パララックスが有るでぴったり一致したフレーム枠は無理だとしても、特に右側の枠線が内側すぎるように感じます。  またOVFの歪曲も大きいように感じます。 この点はEVFにすぐに切り替えることが出来るのでアイレベルで正確なフレーミングするのに支障はないのですが、見やすいOVFだけにもうひと少しフレーム枠の精度を高めてもらえたらと思いました。

AFのレスポンスが遅いです。 遠景の場合は早いのですが1m以内の近距離だと、遅いだけでなく、ピントを合わせられなくてエラーになってしまうことがたびたび有りました。 マクロモードにすると近距離の合焦はやや早くなるのですが、いったん電源を切るとマクロモードが解除されてしまいます。 マクロモードにすると遠距離の合焦が遅くなります。 
また、AFポイントをエリア選択にするとフォーカスポイントを移動させるに、左手でAFボタンを押してコマンドダイヤルを押して移動させることが必要で、AFボタンを探すためファインダーから目を離す動作が必要となります。
Nikonのデジ一眼ではマルチセレクターだけでフォーカスポイントを動かせることと比べるとイラついてきます。

最もイラつくこととして、電源をONしていてもある時間経過すると自動的に電源がOFFとなりますが、その後に撮影するためには、電源をレバーのOFFにしてまた電源を入れなおす必要があり、急いでこの動作をするとカメラが立ち上がらない時もあり、とっさのスナップなどではシャッターチャンスを逃す可能性があります。 デジ一眼なら自動的に電源がOFFされた後もシャッターボタンを半押しするだけですぐに立ち上がります。 
この件はシャッターボタンを全押し、かつ長押しすることで復帰することがわかりました
また電源を入れてから実際に撮影できるまでタイムラグがあることも気になります。

連写モード、これもいただけません。 連写モードでのAFは最初の1ショットのみで、以降はAFを停止して撮影を続けるため、移動体を追いかけながら連写することは不可能です。 また電源をOFFすると一コマ撮影に戻ってしまいます。

撮影後、画像を記録している間はメニューを開くことが出来ません。 撮影後、条件を変えて撮影しようとしても、待たされます。

なるほどと思う点は、合焦したフォーカス距離と焦点深度の範囲が表示されることしょうか。
レンズのMFリングはなめらかで気持ちよく、絞りリングやシャッターや露出補正のダイアルのクリック感は絶妙で官能的とも言えます。
また、EVFも見え方も予想以上にきれいで、色の再現性は背面の液晶モニターより良いぐらいです。
このため、撮影時にWBの良否がほぼ判断できるほどです。

また何よりも撮影画像が良いですね。 自宅の2階の窓から写して、その画像をモニターに映して実際の情景と見比べてもため息が出るくらい良く描写されています。

以下は、4月7日に都内で撮影した画像です。
まずは自分撮り!
pic1.jpg

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FinePix X100のWB傾向について [X100]

昨日からいろいろとX100を検証していますが、難航しています。
X100はレンズや画像処理系がかなりしっかりしているので、きちんと撮ると素晴らしい画像が得られます。
まずWBに関しては、従来よりカメラのAWBは信用しておらず、WBは外れる、または外れることが多いことを前提としており、WBは晴天、または色温度指定とすることがほとんどで、RAW現像時に必要に応じてWBほ補正していました。
X100は色が良いとの評判で、AWBを最優先で検証してみましたが、結論的には、AWBはかなり良くはなっているが全面的に信頼することは出来ず、やはりAWBとマニアルWBとを使い分ける必要があると感じています。
昨日紹介したようにAWBでは画像によっては青っぽくなることがすくなからず有ります。
また、今まで試したすべてのカメラがパスできなかった暗い緑の木立の中を想定したマゼンタ被りのAWBのいじわるテストは、X100もパスできませんでした。

AWBでは他のカメラより程度は低いですが明らかにマゼンタ被りが認められます。 
DSCF0244-t.jpg

WBを晴天にしてマゼンタ被りを防止した画像です。
DSCF0245-t.jpg

屋外での撮影の場合でOKとなる画像のWBを見ると、WBを晴天に設定した場合とほとんど同じWBであることから、屋外での撮影では天候や時間に関係なく、AWBより晴天に設定したほうが、WBの歩留まりは明らかに向上します。
但し、青っぽい日陰とか、夕日で黄色っぽい光の状態では、晴天では不適切になるので色温度指定で対応すべきなのですが、X100の場合、色温度設定にすると、わずかに緑被りする傾向があります。 そこで、WBシフトの機能を利用して、緑被りなるものの補正を試してみましたが、WBシフトは各WBモード共通でJPEG画像のみ補正され、RAWには反映しないことが分かりました。 仮に色温度指定での緑被りが出ないように微調整すると、同じ補正がAWBや晴天にも適用されてしまうため、AWBや晴天に切り替えるとマゼンタ方向にWBがずれてしまう結果になります。
この辺りはX100のWBの設計仕様の至らぬところでしょうか。
このようなWBのずれは、RAW現像の際にいかようにも補正できるのですが、このカメラはJPEG撮りっぱなしで完成度の高い画像を得ることを主眼としたカメラであり、RAWで撮影する方は多くないように思えます。

また、フィルムシムレーションでVelvia/ビビッドを試してみました。 被写体によっては映える場合もあるようですが、多くは高彩度かつ高コントラストの見たくもないような画像になってしまいました。

このようなWB、色調上の欠点はありますが、きちんと撮れた時の画像は見事です。 Nikonのデジ一眼でもD300以前は、撮影画像は素材で後加工による仕上げが必須だったのが、D700やD3100では撮影のままでかなり完成度の高い画像が得られるようになりましたが、X100も撮影したままで使える画像の割合が明らかに増えており、画質的にもデジ一眼と同等だと言えると思います。

その他の撮影サンプルです。


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Finepix X100の試し写し [X100]

新しいカメラを買った際には、カメラの特徴やくせを知るためにいろいろな試し写しをしますが、X100には少々手間取っています。
先ず言えることは、レンズがかなり優秀なことでしょうか。 解像度は抜群で、切れがよく、歪曲収差はほとんどなく、倍率色収差も認められません。
最も気になるAWBですが、極めてきれいに決まる場合もありますが、FUJIのカメラの特徴である青っぽい画像となるる場合も少なからずありますが、WBが大きくこけることはないようです。

まずは風景で青っぽくなる例で、私的には撮ったままではWBはNGです。
pic1.jpg

RAWの現像によりWBを補正してみました。


次の画像3点は撮ったままですが、AWBはきれいに決まっています。








以下の画像はWBや階調に不満があり、RAW現像の際に補正したものです。








RAW現像ソフトはSilkypixのOEM版が無料で添付していますが、Silkypix 4 相当で、Silkypix Proと比較すると機能が少なくて不満を感じます。
Proの正規版ではX100のRAWを開くことが出来ませんでしたが、Silkypix Pro5 Beta版では開くことが出来ました。 しかし、パラメータの設定が不適正で、妙な色合いの画像となりそのままでは使うことが出来ません。 但し、OEM版で加工したRAWをPro5 Beta版で再度開くときちんとした画像で開くことが出来て、覆い焼やHDRなどの機能を使うことが可能となります。


Finepix X100 [X100]

とうとうFijufilmのX100を買ってしまいました。
たまたま寄ったカメラ量販店で在庫があるとのことで、迷った末の結果です。
帰宅して驚かされたのが、X100がこのしゃれた化粧箱に入っていたことです。
高級化粧品や装飾品のような包装から、FUJIFILMとしての思い入れが感じ取れます。
JS3_3225-t.jpg

D3100の場合はD40とほとんど外観が似ているので、そっとカメラを入れ替えただけで済みましたが、X100は一眼レフやコンデジとも全く外観が違うので買ってすぐにうちの神さんに見せましたが、、古い形のカメラね!の一言ですみました。 買った値段は神さんには話していません。

このカメラは使い勝手も今までの一眼レフやコンデジとはかなり違うので、取説を見ながらいろいろ試し撮りをしている最中ですが、素晴らしい部分と問題ありの部分が入り混じった興味深いカメラのようです。

使用レポートは後ほどとして、本日試し撮りした地元の桜です。
DSCF0076-t.jpg


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