X-E1でスナップ [X-E1]
RAW現像の際にフィルムシムレーションでベルビア(ビビッド)にするとかなり派手な色調になるため、わずかに彩度を落としています。
撮影日 2016年11月16日
X-E1のRAWを再現像 [X-E1]
2013年5月にX-E1を手に入れて早々に出かけた上高地で撮影したRAWは、現像により色調が崩れてしまい、仕上げるのにえらく苦労してしまいました。
最新のSilkyPixではFUJIFILMのカメラの特徴的機能であるフィルムシミュレーションが可能になりRAW現像が飛躍的に楽になりました。
ということで、その時のRAWを引っ張り出して再現像した画像です。
同時記録したオリジナルのJPEG画像です。
同じ色調を保ちながら、階調のみをわずかに補正しただけですが、当時のRAW現像ソフトでは色合いが変わってしまったため、こんな簡単なことが、簡単に出来ませんでした。
追記
RAWではなくてJPEGから補正することも可能で、今回の例のように補正量がわずかな場合はほとんど問題なく処理することが出来ます。
RAWは撮影時のすべての画像情報が記録されているのに対して、JPEGではカメラ内で画像処理する段階ビットダウンされるのに加えて、画像データがフィルターリングされることによりカットされています。
このため、JPEGの場合は、WBを大きく修正することは困難で、不適切に輪郭補正された部分の修復とかダイナミックレンジを拡大することが出来ないなど、画像処理の範囲がRAWに比べて大幅に制約されてしまいます。
X-E1のRAW現像がし易くなった [X-E1]
FUJIFILMのミラーレスカメラであるX-E1は写したままでに色が良いことに釣られて2年前に入手しました。
写したままのJPEG画像は確かにきれいな色なのですが、WBや階調を微調整するため、RAW現像すると、SilkyPixやFUJIFILM指定のRAW現像ソフト(SilkyPixのOEM)で現像しても、JPEGとは違う色合いに現像されてしまうという問題がありました。
RAW現像する意義は、写したままの画像のWBや階調を微調整して、画質の完成度を高めることにありますが、そのためには、デフォルトで現像した画像はJPEGで撮ったオリジナル画像と同等の色合い階調に仕上がる必要があります。
ところが、X-E1のRAW現像では本来の微調整の前に色合わせという余分な工程が必要で手間がかかるため、ある時期からX-E1の出番が激減する結果となってしまいました。
最近になって、最新のFIJIFILMの現像ソフトであるRAW FILE CONVERTER EX2.0 powered by SILKYPIXをDLして試用した結果、デフォルト設定でJPEGと同等の色調/階調に現像出来ることが分かりました。
そこで常用している現像ソフトであるSILKYPIX Developer Studio Pro6を最新のバージョンにしてチェックした結果、X-E1のRAWでは、カラー設定をフィルムシミュレーションに指定することが出来るようになっており、この設定では、オリジナル画像と同等に現像できることが確認できました。 (FUJIFILMの他のカメラのRAWの場合も同等に出来るはず)
ということで、手間をかけずにX-E1の色の良さを生かしてRAW現像出来るようになったため、最近はX-E1の出番が多くなりました。
X-E1 Silkypix Developer Studio Pro6でRAW現像
X-E1を買って、早々に、RAW現像の不満をたらたらと書いたページですが、一件落着です。
http://komin.blog.so-net.ne.jp/2013-06-09
富士フィルムXFレンズの信頼性に疑問 [X-E1]
富士フィルムのXF55-200mmF2.5-4.8RLMOISレンズについては購入後短期間に2度もの不具合に見舞われ、メーカーの品質管理体制に疑問を抱いています。
このレンズはX-E1用として昨年6月に購入しました。
APSサイズ用の望遠ズームとしては小型軽量で写りも良かったのですが、使い出して一カ月後にズームリングが途中までしか回らないトラブルが発生して新品に交換。
今年10月に、AFは可能ですがMFモードでフォーカスリングを回してもフォーカス調整が出来ないトラブルが発生。
今まで使用してきたNIKON等のレンズでは、フォーカス調整用リングはフォーカス機構と機械的に連結しているため、仮にAFが不能となってもMFでのフォーカス合わせが可能でしたが、XFレンズのフォーカスリングは回転角度を電気的な情報に変換するポテンショメーターになっているようです。
このレンズでは正直フォーカスリングを操作する機会はかなり少なく、マクロ的な撮影や、微妙なポイントにフォーカスを合わせるなどの特殊な場合のみマニアルフォーカスを活用していました。
販売店に持ち込み修理を依頼。 メーカーの診断結果はセンサーの接触不良により部品交換が必要で、保証期間の一年を過ぎているため修理費用は買値のほぼ1/3ほどかかるとのこと。
衝撃が加えられたり、水没したり、酷使されたわけでもなく、使われる頻度が少ないMF用ポテンショメータが1年少々で接触不良が生じたのは欠陥部品のはずだから無償又はもっと安くしてほしいと交渉しましたが、拒否されました。
ごく稀にしか使わないMFの不具合に対しての修理費用としては高すぎると判断し、修理はキャンセルし、AF専用レンズと割り切ることにしました。
いざのなれば他のカメラとレンズが使用できます。
フィルムカメラのころを含めると交換レンズは数十年使用し、現在も十数本のレンズを所有していますが、レンズの不具合は初めてです。
私もメーカーに長年勤めた経験上、品質管理の基本は承知していますが、製品の信頼性は性能の一部です。
このレンズについてはズームやMFのような基本操作が不能になる不具合が連続して発生しており、信頼性確認のための寿命試験や環境試験がなおざりにされているのではないかと疑っています。
富士フィルムのカメラやレンズは画質や光学性能は良好なのですが、信頼性に問題有りと判断し、今後の同社製品の新規購入については保留にすることにしました。
XF55-200mmレンズとX-E1
フードからカメラ側にフォーカスリング、ズームリング、絞りリングの順
XF55-200mmレンズがMF不能で修理依頼 [X-E1]
FUJIFILMのX-E1用の望遠ズームレンズであるXF55-200mmにおいて、マニアルフォーカスが不可能となる不具合が生じて販売店経由で修理に出しました。
AFは正常に動作するのですが、MFモードにすると距離輪を操作してもフォーカス調整が出来なくなるという不思議な現象です。
販売店でそのレンズをX-E2カメラに装着して試してもらいましたが、やはりMF不能でした。
このXF55-200mmは、X-E1と組み合わせると同クラスの望遠レンズと組合わせた一眼レフと比べて、圧倒的に小型軽量で、写りも良かったことから、標準広角系のレンズを装着した一眼レフと組み合わせてサブカメラとして使うことが多かったのですが。
このレンズは昨年3月に購入。
使い始めて数カ月で、ズームが途中までしか出来なくなる不具合が生じて、新品に交換してもらった経緯があり、不具合はこれで2度目です。
購入後1年を経過してしまったので、有償修理になる可能性があると言われましたが釈然としません。
販売店に不具合を確認してもらうため、X-E1に装着したまま持ち込んだのですが、カメラも一緒に預けることになってしまいました。
レンズ交換式のカメラはフィルム用一眼レフを含めて数十年使用しており、カメラが不具合になったことは何度か経験していますが、レンズの不具合はこのレンズが初めてです。
このレンズの望遠端で写した写真を等倍に切り取った画像です。
手持ち撮影
解像度は抜群です。但しX-E1と組み合わせると動く被写体には非力です。
神戸の続きです [X-E1]
日中に屋外での撮影の場合のWBは、晴天または色温度指定にしていますが、神戸での撮影ではほとんどをAWBにしてみました。
FUJIFILMのX-E1は色が良いとの評判で、AWBで撮影しても悪くはないのですが、イメージした色調とは微妙に差があるため、大部分の画像はRAW現像の際に、WBや階調は自分の好みに補正しています。
今回の写真もかなり手を入れてしまっており、X-E1本来の色とは違っています。
X-E1
X-E1でマクロ [X-E1]
被写体は、我が家の居間にある鉢植えのらんの一種とのことですが、直径15mm程の小さな花です。
さすがに手持ち撮影は無理で、三脚を使用し、テーパーねじの付いた昔ながらのレリーズを使用し、照明は天井灯です。
出来ればバウンス撮影したかったのですが、所有する外付けのストロボはニコン用のみで、X-E1に内蔵されているストロボは、マクロ撮影には全く役に立ちません。
X-E1に50mmF1.4 [X-E1]
十数年前のレンズで、保有するレンズの中では最も明るいのですが、切れがないレンズのため、使用頻度は少なめでした。
X-E1で写しても同じ傾向で、解像度はほどほどにあるのですが、柔らかな描写です。
霜の朝 [X-E1]
朝の散歩の際にX-E1にマウントアダプターを利用してAF Nikkor 35mm F2を装着して撮影してみました。
所有する絞りリングの付いたNikkorレンズの中では最も描写性能が良いものですが、X-E1で使用してもさすがの写りでした。
このレンズでもD800で写すと周辺部には僅かに収差が発生しますが、APCサイズで写すX-E1では全くと言ってよいほど収差は認められませんでした。
解像度は高いのですが、カリカリではなく柔らかさを感じます。
X-E1でマクロ [X-E1]
X-E1用のマウントアダプターにタムロンの90mmマクロを付けて、マクロ写真を試してみました。
今回はISO1600まで感度を上げての手持ち撮影のため、NG写真も撮れてしまいましたが、三脚を使用すれば、確実に撮影できると思います。
X-E1でマクロを撮る利点としては、高感度にめっぽう強いことと、ピントを合わせた部分を拡大し、かつピーキング表示できることから、花などの撮影でも、狙った場所に確実にピントを合わせられると思います。
今までマウントアダプターは使った経験がなく、面倒な手順が必要だろうという先入観念があり、ダメ元でも後悔しないよう、最安品を手に入れましたが、思った以上に使い勝手が良いと感じました。
X-E1専用のレンズとしては、18-55mmと55-200mmの2本のズームのみで、単焦点レンズも欲しいとは思っていたのですが、NIKONの単焦点レンズが使えるようになりました。
しばらく、このマウントアダプターを使ってみて、場合によっては、露出輪のないGレンズ用のマウントアダプターも検討してみたいと思います。
マウントアダプター [X-E1]
先日、通販で注文したX-E1のNikonレンズ用のマウントアダプターが届きました。
送料別で2800円、メーカー不詳の品ですが、アルミ合金削り出しでマウント部はステンレス、仕上げも丁重で、安ものには見えません。
さっそく、Nikonの古いレンズを取り付けてみました。
30年以上前に買った35mmF2ですがAI以前のレンズのため、D800には装着出来ないものです。
蟹のツメは窓が開いていない旧式で、フードも今では売っていない、金属製のもです。
さっそく試写してみました。
あいにくの雨天なので、我が家の居間を写してみました。
フジの純正レンズと比べるとかなり柔らかい描写です。
レンズなしでシャッターを切れるような設定にすれば絞り優先オートで撮影が可能で、露出補正も使えます。
フォーカスは当然マニアルになりますが、ピーキング機能により、一眼レフのマニアルフォーカより容易にピントを合わすことができます。
X-E1はJPEGでの撮りっぱなしの画像の完成度は高いのですが、動きものの撮影は非力です。
最近発売されたX-T1はその点をかなり改善したようですが、信頼度はまだ一眼レフのほうが上ではないかと思われ、画質については、RAWで撮る限り、D800とは画素数以外に差はなしと思っています。
小型軽量なため、外出の際は持ち歩いていますが、通常のスナップ撮影には不自由しません。
現在気になるカメラとしては、X-T1以外に、NikonのD3300です。
現在D3100も持っていますが、どちらも、Nikonの入門機。 すでに他の方に譲ってしまったD40でも言えることですが、入門機のため、機能はかなり省かれていますが、写りは上級機に迫るものです。
D3300は2500万画素でローパスフィルターレスで、極めて安価で、X-E1に迫る小型軽量で、動きものの撮影はX-T1に負けないはずです。
また、所有するNikonのレンズ資産が活用出来るということで気になっています。
VELVIAとPLフィルター [X-E1]
X-E1でちょっと遊んでみました。
PLフィルターを使用すると色調が強調されますが、それに加えて、フィルムシミュレーションを色調が派手目となるVELVIAに変更してカメラ内RAW現像してみました。
プリキュア [X-E1]
孫娘のお供で、子供向きの場所や催しに行く機会が増えています。
先週末は某所でのプリキュアショウでした。
荷物を軽くするためにカメラはX-E1で、レンズは18-55mmと55-200mmの2本でしたが、一眼レフよりはるかに軽量です。
暗い室内会場で派手に動き回るショウを客席から55-200mmレンズを装着しての撮影でしたが、レスポンスが遅いX-E1では、やや厳しい撮影状況でした。
オートフォーカスでは追随しきれないので、MFの置きピンで、露出もマニアルとしましたが、高感度にはめっぽう強いので、ISO1600まで感度を上げてSSは1/250に固定し、絞りで露出調整。
右目はEVFを覗いてフレーミングを決め、左目でショウの動きを追いかけての撮影でしたが、D800ならもっと楽に撮影できたはずです。
露出は白とびや色飽和を防ぐため、ややアンダー気味に設定しRAW現像の際に露出や階調を微調整しました。
ホワイトバランスは、オートで、RAW現像の際にX-E1用にチューニング゙した色調補正用のパラメータを当てていますが、基本的なWBは撮影時のままです。