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D5300のキットレンズの修理が完了 [D5300]

はからずもダブルキットレンズ付きで買ってしまったD5300でしたが、18-55mmのレンズは前ピンがひどく状態であることはこちらのブログで説明済みです。
http://komin.blog.so-net.ne.jp/2016-03-22

レンズを販売店へ持込んでメーカー修理を依頼し、修理完了品引取りの際にその場でチェックしたところ、修理前よりはピントずれは少なくなりましたが、前ピンが後ピンとなり、良品とは判断できなかったため再修理を依頼。
再修理品についても引取り時にチェックした結果、僅かに前ピンでしたが許容範囲と判断してOKとしました。

帰宅後きちんとチェックしたところ、望遠端ではジャスピンでしたが、広角端では約2%の前ピンでした。(修理前は10%の前ピン)

レンズの焦点深度は前側に浅く、後側に深いので、同じ量のピントずれでも前ピンの方が影響が少ないと言えます。
また以前に一眼レフカメラとレンズのピントずれについていろいろ検証したことがあり、ピントずれの許容範囲は撮影距離の2%以内であるべきとの私見を持っています。

今回対象としたレンズは、ニコンの入門機用のチープなキットレンズであり、高級レンズと同じような性能を要求することに無理があることは承知していますが、ライブビューモードで写してジャスピンの時の写りが想定していた以上であったため、あえて修理を依頼した経過があります。

ということで、修理完了したレンズでいろいろ写して再評価した結果です。

1.ピントさえ合えば中央部分の解像度はズーム全域でかなり良く、表現力も良好。
2.歪曲収差が少ない
3.逆光に極めて強く、ハレーションやゴーストの発生は非常に少ない。

特に耐逆光については私の持っているニコン用レンズの中ではベストと思われるほどです。

常用レンズにはなり得ませんが、小型軽量であることから、荷物を減らしたい場合とか、逆光写真の撮影には活用したいと思っています。

逆光写真の例です。
DSC_1507m.jpg


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D5300の解像度を検証 [D5300]

D7200、D5500/D5300、D3300は同一のイメージセンサーを使用しており、画素数は6000X4000で2400万画素で、D800イメージセンサーと画素ピッチを比較すると25%細かくなっており、この画素サイズの状態でフルサイズに換算すると、計算上は5600万画素にもなり、超高解像カメラと言えます。

D5300のキットレンズはこのカメラの解像度を生かすには明らかに力不足であるため、私の持っているAPS用ズームレンズとして解像度が高いと思われるSIGMA 18-50mmF2.8で試写してみました。

DSC_0244cm.jpg

上の写真の中央右の四角で囲まれた部分を等倍で切り取ってみました。
DSC_0244trm.jpg
後部フェンスの縦の金網が確認出来ますが、1ピクセルの細さでした。
ローパスフィルターがあるD800では、ここまで解像しません。

D700やD800などのフルサイズカメラは確かに良く写りますが、カメラ、レンズとも大型で重量があり、高価格ですが、APSサイズでは小型軽量で特にレンズについては価格的にも有利です。
ISO6400での撮影も試してみましたが、適切にRAW現像すれば十分使えるレベルでした。

ということで、これからはD5300の出番が増えそうです。


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今更ながらD5300 [D5300]

を買ってしまいました。

昨日の富士山の写真はD5300での撮影です。

2010年にD700の軽量サブ機としてD3100を入手し、D800にしてからもサブ機として使用していましたが、D800の高画素を経験した後は、D3100の1400万画素には不足を感じており、2400万画素のD5500又はD5300導入を考えていました。
仕様を調べると、撮影機能や画質や感度は全く同一で、D5500は僅かに小型軽量化して、グリップの形状を改善し持ちやすくなったことと、タッチパネルを採用しただけの差で、D5300には内臓されていたGPSが、D5500では外付けに変更されていました。

D5500の発売により、D5300は既にディスコンとなり、在庫処分価格として日々値下がりしていました。
ということで、D5300のボディーをいざ買おうとしたら、既に在庫切れで、買えるのはダブルズームキットのみとなり、決断が遅かったと後悔していましたが、某カメラ店で、ダブルズームキットを目玉商品として、期間限定の破格値で売りだしているのを見つけて即決で買ってしまいました。

付属するレンズは18-55mmと55-200mmで、性能は最初から期待していませんでしたが、一応写り具合をチェックしてみたところ、18-55mmの方は、中域から望遠にかけてはまずまずの写りでしたが、広角端では絞り開放ではピントが甘すぎて全くのNGで、F8以上に絞りこむとなんとか我慢できるぐらいで、使う気になれません。

予想外だったのが55-200mmで、AFの遅さや絞り開放での甘さはありますが、少し絞り込めばピントも締り、収差も少なく、小型軽量であるため、散歩や登山、スキーなどに気軽に持ち出せる望遠ズームとして使えそうです。

D5300はAPSサイズ2400万画素でローパスフィルターレスであり、D800のAPSクロップモード(1500万画素)での実写比較した限りでは、少なくとも解像度に関してはD5300の方が優位だと考えます。
また、感覚的ですが、ダイナミックレンジも広くなったようです。


写真はD5300にキットレンズである55-200mmを装着して撮影した画像です。
DSC_0212m.jpg
ISO100  焦点距離65mm  F5.6  SS1/500  露出補正なし RAW現像

等倍で切り取ってみました。
DSC_0212trm.jpg


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