GX7MK2でスナップ [GX7MK2]
しばらくお蔵入りしていたLUMIX GX7MK2で久しぶりに撮影してみました。
GX7MK2は2016年に発売されたフォーサーズカメラで、2019年に後継機のGX7MK3が発売となり格安になっていたものを購入。
小型軽量で、ボディー内手振れ補正があり、写りも素晴らしいのですが、その後に買ったFUJIFILMのX-T30とは撮影した画像の色調が異なり、FUJIFILMのカメラと同時に使うと撮影後の色合わせが煩わしく、X-T3入手以降はほとんど出番が無くなりました。
久しぶりに使用するにあたり、FUJIFILMカメラと同じ色調で撮れないかと撮影の設定をいろいろ試した結果、WBは色温度5900KにB3 G3の微調整を加え、露出補正-0.3とすることで、X-S10の標準WBとしている色温度5100Kでの撮影に近似した色調で撮れることがわかりました。
今回はすべてその設定で撮影し、一部画像は露出補正と階調のみ後処理で微調整しています。
つい最近、建物を解体して更地になった場所です
撮影日 2021年6月9日
GX7MK2は2016年に発売されたフォーサーズカメラで、2019年に後継機のGX7MK3が発売となり格安になっていたものを購入。
小型軽量で、ボディー内手振れ補正があり、写りも素晴らしいのですが、その後に買ったFUJIFILMのX-T30とは撮影した画像の色調が異なり、FUJIFILMのカメラと同時に使うと撮影後の色合わせが煩わしく、X-T3入手以降はほとんど出番が無くなりました。
久しぶりに使用するにあたり、FUJIFILMカメラと同じ色調で撮れないかと撮影の設定をいろいろ試した結果、WBは色温度5900KにB3 G3の微調整を加え、露出補正-0.3とすることで、X-S10の標準WBとしている色温度5100Kでの撮影に近似した色調で撮れることがわかりました。
今回はすべてその設定で撮影し、一部画像は露出補正と階調のみ後処理で微調整しています。
つい最近、建物を解体して更地になった場所です
撮影日 2021年6月9日
LUMIX GX7MK2の解像度を検証 [GX7MK2]
生産終了モデルのレンズキットを格安で手に入れましたが、キットレンズ、その後購入した14-45mm F3.5-5.6も解像感が素晴らしく、マウントアダプタを介してニコン用レンズで撮影した場合も、解像感が低くてお蔵入りしていた旧式レンズですら、見違えるような解像感で撮れてしまいます。
そこで、GX7MK2の解像度がどれほどかを数値的に検証してみました。
カメラごとの限界解像度は、撮像素子のサイズと画素数によって理論値を計算できます。
そこで、GX7MK2の解像度がどれほどかを数値的に検証してみました。
カメラごとの限界解像度は、撮像素子のサイズと画素数によって理論値を計算できます。
GX7MK2の場合では、撮像素子サイズは17.3mmX13mm 画素数は4592X3448ピクセルなので、仮に縦のラインを何本まで解像出来るかを計算すると
4592÷2=2296本
撮像素子の横サイズが17.3mmなので撮像素子1mm当たりの解像度は
2296本÷17.3mm=133本/mm
となります。
レンズの最高解像度はF値による回析限界で決まってしまうとのことで、
収差が全くないレンズの場合のF値による限界解像度を調べてみました。
4592÷2=2296本
撮像素子の横サイズが17.3mmなので撮像素子1mm当たりの解像度は
2296本÷17.3mm=133本/mm
となります。
レンズの最高解像度はF値による回析限界で決まってしまうとのことで、
収差が全くないレンズの場合のF値による限界解像度を調べてみました。
F値 限界解像度
F1.4 1064本/mm
F2.0 745
F2.8 532
F4.0 372
F5.6 266
F8.0 186
F11 135
F16 93
F22 67
この数値から、GX7MK2ではいかに良いレンズを使用しても、F11より絞り込むと、撮像素子の限界解像度の
133本/mm以下にしか写らないことになります。
現実的には、カメラ内の画像処理やレンズの性能、手振れ、フォーカスのずれ等の要因で、限界解像度まで写すことはかなり難しいと思われます。
ということで、実際のスナップ撮影画像から、現実的な解像度を検証してみました。
撮影解像度の検証に使った画像です。
レンズ:14-45mmF3.5-4.5、 ISO200、焦点距離:14mm、絞り:F7.1、SS:1/500秒 手持ち撮影
サンプル画像のビルには3本の縦のラインがありますが、各々のライン内には14本のラインがあり、そのうちの11本の細い等間隔のラインの解像限界部分を白い枠で示しています。
白い枠の部分の等倍画像です。
解像限界部分を切りとって2倍に拡大した画像です。
解像限界部分を4倍に拡大して11本のラインの幅を切り取りピクセル数を計測し、等倍換算すると25.25ピクセルになりました。
縦画像なので、この場合の画像の横幅は 3448ピクセルになるので、全幅相当の解像本数は
3448ピクセル÷25.25ピクセルx11本=1502本
縦向きの場合の撮像素子の横サイズは13mmなので、1mm当たりの解像数は
1502ピクセル÷13mm=115本/mm
となり、理論上の解像限界、133本/mmの86%相当まで解像していることになります。
GX7MK2は初めてのフォーサーズ機
それも型落ちの普及機がこれだけの性能があるとは、フォーサーズ恐ろしやです。
F1.4 1064本/mm
F2.0 745
F2.8 532
F4.0 372
F5.6 266
F8.0 186
F11 135
F16 93
F22 67
この数値から、GX7MK2ではいかに良いレンズを使用しても、F11より絞り込むと、撮像素子の限界解像度の
133本/mm以下にしか写らないことになります。
現実的には、カメラ内の画像処理やレンズの性能、手振れ、フォーカスのずれ等の要因で、限界解像度まで写すことはかなり難しいと思われます。
ということで、実際のスナップ撮影画像から、現実的な解像度を検証してみました。
撮影解像度の検証に使った画像です。
レンズ:14-45mmF3.5-4.5、 ISO200、焦点距離:14mm、絞り:F7.1、SS:1/500秒 手持ち撮影
サンプル画像のビルには3本の縦のラインがありますが、各々のライン内には14本のラインがあり、そのうちの11本の細い等間隔のラインの解像限界部分を白い枠で示しています。
白い枠の部分の等倍画像です。
解像限界部分を切りとって2倍に拡大した画像です。
解像限界部分を4倍に拡大して11本のラインの幅を切り取りピクセル数を計測し、等倍換算すると25.25ピクセルになりました。
縦画像なので、この場合の画像の横幅は 3448ピクセルになるので、全幅相当の解像本数は
3448ピクセル÷25.25ピクセルx11本=1502本
縦向きの場合の撮像素子の横サイズは13mmなので、1mm当たりの解像数は
1502ピクセル÷13mm=115本/mm
となり、理論上の解像限界、133本/mmの86%相当まで解像していることになります。
GX7MK2は初めてのフォーサーズ機
それも型落ちの普及機がこれだけの性能があるとは、フォーサーズ恐ろしやです。
LUMIX GX7MK2の手振れ補正効果を検証 [GX7MK2]
最近使い出したフォーサーズカメラであるLUMIX GX7MK2はボディ内手振れ補正が有り、それに手振れ補正付のレンズを装着すると、かなり強力に手振れ補正することを実感しています。
そこで、GX7MK2はどのくらい低速シャッターで耐えるか検証してみました。
今回の検証では、被写体は壁に張った印刷物で、2m離れた位置から、焦点距離25mm(フルサイズ換算50mm相当)にセットしたレンズで手持ち撮影。
フィルムカメラ全盛のころは、シャッタースピードはレンズの焦点距離分の一、すなわち、焦点距離が50mmのレンズの場合はSS1/50以上のシャッタースピードで撮影するべきとされていました。
ということで、
そこで、GX7MK2はどのくらい低速シャッターで耐えるか検証してみました。
今回の検証では、被写体は壁に張った印刷物で、2m離れた位置から、焦点距離25mm(フルサイズ換算50mm相当)にセットしたレンズで手持ち撮影。
フィルムカメラ全盛のころは、シャッタースピードはレンズの焦点距離分の一、すなわち、焦点距離が50mmのレンズの場合はSS1/50以上のシャッタースピードで撮影するべきとされていました。
ということで、
シャッター速度は1/50秒から順次速度を落として、手振れ補正が効かなくなるまで数枚ずつ撮影。
① X7MK2+12-32mmレンズ ボディ内手振れ補正+レンズ内手振れ補正
① X7MK2+12-32mmレンズ ボディ内手振れ補正+レンズ内手振れ補正
SS1/15 OK
SS1/10 慎重に撮影すればほぼOK
SS1/5 およそ半分ぐらいは手振れ無しで撮影出来た
SS1/3 1~2割程度は手振れ無しで撮影出来た
SS1/2 全滅
② GX7MK2+マウントアダプタ+SIGMA18-50mmF2.8(25mmにセット) ボディ内手振れ補正のみ
② GX7MK2+マウントアダプタ+SIGMA18-50mmF2.8(25mmにセット) ボディ内手振れ補正のみ
SS1/25 OK
SS1/15 慎重に撮影すればほぼOK
SS1/10 NGとなる場合もあるが撮影可能範囲
SS1/5 手振れ無しで撮れる場合がある
SS1/3 全滅
今回の検証では25mm(フルサイズ50mm相当)が前提になりますが、補正が付いたレンズ使用では
今回の検証では25mm(フルサイズ50mm相当)が前提になりますが、補正が付いたレンズ使用では
SS1/15までは常用範囲で、慎重に構えて予備に数ショット撮影するような方法であれば、SS1/5も使用可能範囲と判断できそうです。
期待以上だったのがレンズマウントを経由して他社レンズを使用した場合もボディ内手振れ補正の効果が高かったことで、歩留まりは落ちますがSS1/10までは使用出来そうで、この結果はD800に手振れ補正レンズ
(24-120mmF4)の組み合わせとほぼ同等の結果でした。
被写体は所属している地元の写真サークルで発行しているA3サイズのカレンダ
元画像4592x3448ピクセルから1207x1685ピクセルにトリミングし、その後さらに縮小
SS1/5の撮影で手振れなしの画像(上の写真)の左下部分を等倍にトリミング
SS1/5撮影で手振れ発生の画像を等倍にトリミング
4月から3月までのカレンダで現在新年度用を作成中
期待以上だったのがレンズマウントを経由して他社レンズを使用した場合もボディ内手振れ補正の効果が高かったことで、歩留まりは落ちますがSS1/10までは使用出来そうで、この結果はD800に手振れ補正レンズ
(24-120mmF4)の組み合わせとほぼ同等の結果でした。
被写体は所属している地元の写真サークルで発行しているA3サイズのカレンダ
元画像4592x3448ピクセルから1207x1685ピクセルにトリミングし、その後さらに縮小
SS1/5の撮影で手振れなしの画像(上の写真)の左下部分を等倍にトリミング
SS1/5撮影で手振れ発生の画像を等倍にトリミング
4月から3月までのカレンダで現在新年度用を作成中
GX7MK2に古いレンズを付けて撮影 [GX7MK2]
4/3形式のGX7MK2にマウントアダプタを介してNikon用のレンズを装着していろいろ試しています。
絞りはマニアル設定ですが絞り優先オート露出に、フォーカスもマニアルとなりますがMFアシストによりピンポイントでのフォーカスが可能で、ボディー内手振れ補正も強力に効きます。
35mmフルサイズ用のレンズだとカメラのサイズに対して大きくて重くなってしまいますが、撮像素子の大きさはフルサイズ用の1/4ほどの面積比となるため、周辺部のレンズ収差は完全に無視できるため、素性が良いレンズだと素晴らしく鮮明に写ります。
いくつか試したなかで、写りが素晴らしかったレンズの一つがTamronの28-75mmF2.8でした。
十数年前の手に入れた古いレンズで、写りは良いのですが、手振れ補正がないため、出番はほとんどない状態でした。
写真は焦点距離50mm、絞F5.6、ISO200、SS1/250での手持ち撮影ですが、周辺部まで含めてビックリするほどの解像感でした。
中央部分を等倍でクロップ
マウントアダプターがしっかりした金属製のため、カメラとレンズを含めた重量はAPS-Cサイズの一眼レフカメラ並みになってしまいましたが、D700相当の写りだと感じました。
つい最近までフォーサーズカメラは眼中にはありませんでしたが、かなり使えます。
絞りはマニアル設定ですが絞り優先オート露出に、フォーカスもマニアルとなりますがMFアシストによりピンポイントでのフォーカスが可能で、ボディー内手振れ補正も強力に効きます。
35mmフルサイズ用のレンズだとカメラのサイズに対して大きくて重くなってしまいますが、撮像素子の大きさはフルサイズ用の1/4ほどの面積比となるため、周辺部のレンズ収差は完全に無視できるため、素性が良いレンズだと素晴らしく鮮明に写ります。
いくつか試したなかで、写りが素晴らしかったレンズの一つがTamronの28-75mmF2.8でした。
十数年前の手に入れた古いレンズで、写りは良いのですが、手振れ補正がないため、出番はほとんどない状態でした。
写真は焦点距離50mm、絞F5.6、ISO200、SS1/250での手持ち撮影ですが、周辺部まで含めてビックリするほどの解像感でした。
中央部分を等倍でクロップ
マウントアダプターがしっかりした金属製のため、カメラとレンズを含めた重量はAPS-Cサイズの一眼レフカメラ並みになってしまいましたが、D700相当の写りだと感じました。
つい最近までフォーサーズカメラは眼中にはありませんでしたが、かなり使えます。
GX7MK2でマクロ撮影 [GX7MK2]
注文していたニコンFマウントレンズ用の4/3レンズマウントアダプターが納入されたので、早速、手持ちのニコン用レンズをCX7MK2の取り付けて試写してみました。
このレンズマウントには絞り調整リングが付いてるので、絞りリングが無いGレンズでも使えますが絞りの値は感覚的に推定しなければなりません。
GX7MK2にはボディ内手振れ補正があるので、ニコン用レンズを使用しても手振れ補正が可能となります。
手振れ補正を最適化するため、レンズの焦点距離を指定する必要がありますが、かなりの効果が体感できました。
いくつかのレンズを試してみましたが、60mmマクロF2.8は大いに使えそうです。
このレンズは手振れ補正がついていないので、マクロ撮影の場合は三脚が必要となる場面が多かったのですが、手持ちで撮影できるようになり、また明るい中望遠レンズとしても使えます。
下の作例は、前回のフォーカス合成の作例で写っていた小さな花を手持ちで撮影したもので、フォーカス部拡大表示も活用して、ピントばっちりの写真が撮れました。
先週末に某ダンスサークルのライブの撮影依頼を受け、GX7MKを三脚に据えて動画を、D800で写真を撮影してきましたが、素晴らしく高画質な動画が撮影出来ました。
このレンズマウントには絞り調整リングが付いてるので、絞りリングが無いGレンズでも使えますが絞りの値は感覚的に推定しなければなりません。
GX7MK2にはボディ内手振れ補正があるので、ニコン用レンズを使用しても手振れ補正が可能となります。
手振れ補正を最適化するため、レンズの焦点距離を指定する必要がありますが、かなりの効果が体感できました。
いくつかのレンズを試してみましたが、60mmマクロF2.8は大いに使えそうです。
このレンズは手振れ補正がついていないので、マクロ撮影の場合は三脚が必要となる場面が多かったのですが、手持ちで撮影できるようになり、また明るい中望遠レンズとしても使えます。
下の作例は、前回のフォーカス合成の作例で写っていた小さな花を手持ちで撮影したもので、フォーカス部拡大表示も活用して、ピントばっちりの写真が撮れました。
先週末に某ダンスサークルのライブの撮影依頼を受け、GX7MKを三脚に据えて動画を、D800で写真を撮影してきましたが、素晴らしく高画質な動画が撮影出来ました。
フォーカス合成 [GX7MK2]
GX7MK2で写した4K動画は素晴らしく繊細できれいな映像で、静止画に切り取っても、800万画素の写真として十分な画質であることが確認できました。
このカメラでは、フォーカスポイントを変えながら4kフォトを動画として撮影後、各フォトを合成することにより、被写界深度の深い写真に仕上げるフォーカス合成機能がありました。
そのやり方が分かるまでは手間取ったのですが、試してみて、その効果にびっくりしました。
作例では29枚の4Kフォトの合成により10cmから2mほどの範囲までフォーカスがあっています。
フォーカスポイント変えて写した数枚の写真をフォトショップの被写界深度合成機能を利用することで同じような写真に仕上げることが出来ますが、かなり手間がかかります。
GX7MK2ではフォーカス合成処理するまでは、MP4フォーマットの4K動画で保存されていますが、フォーカス合成するとMP4は削除されてします。
但しフォーカス合成する前にMP4をPCにコピーしておけば、PCで特定のポイントの画像を切り出すことも可能で、コピー後もカメラ内でフォーカス合成した写真に仕上げることも可能でした。
このカメラでは、フォーカスポイントを変えながら4kフォトを動画として撮影後、各フォトを合成することにより、被写界深度の深い写真に仕上げるフォーカス合成機能がありました。
そのやり方が分かるまでは手間取ったのですが、試してみて、その効果にびっくりしました。
作例では29枚の4Kフォトの合成により10cmから2mほどの範囲までフォーカスがあっています。
フォーカスポイント変えて写した数枚の写真をフォトショップの被写界深度合成機能を利用することで同じような写真に仕上げることが出来ますが、かなり手間がかかります。
GX7MK2ではフォーカス合成処理するまでは、MP4フォーマットの4K動画で保存されていますが、フォーカス合成するとMP4は削除されてします。
但しフォーカス合成する前にMP4をPCにコピーしておけば、PCで特定のポイントの画像を切り出すことも可能で、コピー後もカメラ内でフォーカス合成した写真に仕上げることも可能でした。
GX7MKで街撮り [GX7MK2]
昨日買ったGX7MK2で街撮りしてきました。
付属レンズは12-32mm/F3.5-8.6tろ35-100mm/F4.0-5.6の2本でフルサイズ換算で24-64mmと70-200mmになりますが、どちらもかなり小型なレンズです。
試写した結果はどちらのレンズも解像感が高く、収差も少なく、不満な点は暗いことと、見栄えは今一つということでしょうか。
両レンズも手振れ補正機能内臓で、カメラボディ内手振れ補正と併せて、驚くほどの手振れ補正効果が確認できました。
200mm相当の望遠でも、標準域で撮影しているような感覚で手振れが防げ、12-32mmレンズでは強いて手振れさせようとしない限り、手振れしないで写せてしまうほどです。
レンズは暗いですが、その分、強力な手振れ補正機能で補ってしまいます。
街撮りの結果は、画質はAPSサイズのカメラとほぼ同等でしたが、現尺に拡大してみると、輪郭処理や、ノイズ処理で、被写体によってはラフな部分が見られたので、RAW現像により好みの状態に仕上げています。
解像感についてはRAW現像の際に輪郭強調をゼロにした状態でも解像感が高いので、RAW現像で適切に輪郭補正をかけることで、単焦点レンズで写したような端正な画像にげることが出来そうです。
今回は、このカメラ4/3ということで被写体により縦横比を3:4と2:3とに切り替えて撮影しています。
付属レンズは12-32mm/F3.5-8.6tろ35-100mm/F4.0-5.6の2本でフルサイズ換算で24-64mmと70-200mmになりますが、どちらもかなり小型なレンズです。
試写した結果はどちらのレンズも解像感が高く、収差も少なく、不満な点は暗いことと、見栄えは今一つということでしょうか。
両レンズも手振れ補正機能内臓で、カメラボディ内手振れ補正と併せて、驚くほどの手振れ補正効果が確認できました。
200mm相当の望遠でも、標準域で撮影しているような感覚で手振れが防げ、12-32mmレンズでは強いて手振れさせようとしない限り、手振れしないで写せてしまうほどです。
レンズは暗いですが、その分、強力な手振れ補正機能で補ってしまいます。
街撮りの結果は、画質はAPSサイズのカメラとほぼ同等でしたが、現尺に拡大してみると、輪郭処理や、ノイズ処理で、被写体によってはラフな部分が見られたので、RAW現像により好みの状態に仕上げています。
解像感についてはRAW現像の際に輪郭強調をゼロにした状態でも解像感が高いので、RAW現像で適切に輪郭補正をかけることで、単焦点レンズで写したような端正な画像にげることが出来そうです。
今回は、このカメラ4/3ということで被写体により縦横比を3:4と2:3とに切り替えて撮影しています。
撮影日 2019年1月23日
LUMIX GX7MK2 [GX7MK2]
長年使用してきたSonyのコンデジRX100で雪景色を撮影すると色むらが出ることを紹介しました。
スキーをしながら雪山やスナップ撮影のため、一眼レフカメラを担いで滑ることもありますが、ポケットに入る小型で、RAWで撮れる小型カメラは私にとって必需品であり、RX100に代わるカメラを検討していました。
有力候補としてRX100の後継機であるRX100M4かRX100M5のいずれかだったのですが、比較のため、他社の類似モデルも調べていた際に見つけたのがLUMIXのDMC-GX7MK2でした。
GX7MK2は4/3のミラーレス一眼でRX100より大型ですが、ポケットに入る大きさです。
1型撮像素子のRX100シリーズより画質的には有利であり、ボディ内手振れ補正があること、GX7MK3が発売になり、GX7MK2が型落ちとなり、底値で買えることが決め手となり、急きょ方針変更となりました。
写友からLUMIXは動画がきれいに撮れると聞いていたことも後押しとなりました。
昨日、某量販店へ買いに行ったのですが、価格はレンズ2本込でRX100M5の半値近くで、なんとその店の最後の1台でした。
写友からLUMIXは動画がきれいに撮れると聞いていたことも後押しとなりました。
昨日、某量販店へ買いに行ったのですが、価格はレンズ2本込でRX100M5の半値近くで、なんとその店の最後の1台でした。
本日、取説を見ながらの初期設定と、いろいろと試写してみました。
操作はまだ慣れていませんが、静止画、動画とも期待以上の高画質でした。
操作はまだ慣れていませんが、静止画、動画とも期待以上の高画質でした。
特に4K動画は高画質で、静止画を切り出しても800万画素の写真として十分使えるほどです。
(X-T100も4K動画は撮影出来ましたが、解像感、色調とも期待外れでした。)
まだすべての機能を把握していませんがすごいと感じたこととしては、
まだすべての機能を把握していませんがすごいと感じたこととしては、
・顔認識で、個人の顔を登録できること
・4K連写でシャッターを押す前後1秒からの撮影データの中から、決定的なショットを選ぶことが出来る。
この機能を活用して、ボールを打つ瞬間、稲光等の撮影も可能になりそうです。
・ボディ内手振れ補正があるため、マウントアダプターを使えば、他社のオールドレンズでも
手振れ補正撮影が可能となる。
手振れ補正撮影が可能となる。
(早速、ニコン用マウントアダプターをポチりました)
今週末に撮影を依頼されているイベントがあり使ってみたいと思っています。
今週末に撮影を依頼されているイベントがあり使ってみたいと思っています。