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Wi-Fiルータを変えた [PC]

我が家のWiFiルータは一階にあり、PCのある部屋は二階です。

二階ではWiFiの感度が下がるため、以前は二階までLANケーブルをひいていたのですが、ある時期からWiFiルータを追加して中継器として二階に置いて、一階とほぼ同じスピードでWiFiが使えるようにしました。

最近、年代物の親ルータが時々不安定となったことから、昨日、NECの最新式ルータであるWG2600HP4へ更新しました。
DSCF2914cs.jpg
即日設定を開始し、WiFiルータとしては動作するようになったのですが、二階で中継器として使っていたNECのルータWG1900HPとは、どうしても中継器として動作させることが出来ず、昨日は諦めました。

翌日、メーカのHPで調べたところ、WG1900HPは新ルータのWG2600HP4とは中継器としての動作保証がないことがわかりました。

二階では中継器が無くてもWiFiは使えるのですが、スピードは一階の半分以下になってしまいます。
もう一台中継器用としてルータを買わなくてはならないのかと諦めかかっていたのですが。

最後の手として、WG1900HPのファームアップを試み、試行錯誤の上最新のファームに更新したところ、あっさり中継器として動作するようになりました。

WG2600HP4はNECのWiFi5では最新の最上位モデルだけあり、従来機ではWiFi4で最大70Mbps程度のスピードであったのが、時間にもよりますが最大150Mbpsと従来の倍以上、早くなりました。



2021年5月7日追記

ロートレーさんのコメントによるご質問の回答は文字数が多くなりコメント欄に載せられなかったので、こちらに記入します。

ロートレーさん
今回の件でかなり調べました。
NECのルーター同士でも親機と中継器として組み合わされる機種は制限があるようです。
AUから支給されたルーターの場合はさらに制限がありますのでルーターの型名を確認してください。
多分BL900HW、BL902HW、BL1000HWのいずれかだと思います。

AU支給の上記3モデルの場合は中継器として動作するモデルはWG1900HP-KC、WG-1800HP-KCの2モデルのみで、市販はなく、いずれもAUからのレンタルとして月に550円かかります。
我が家のはBL900HWでしたが、WiFiなしで契約して別のWiFiルータをLANケーブルで接続しています。
別のルータを接続する場合は私の場合はたまたま接続できない組み合わせになってしまいましたが、選択幅は広がり、安いものだと親機と中継器2台で1万円ぐらいから選ぶことが出来ます。
NEC中継機能対応表です。
WiFiルータは年々性能が向上しているので、出来れば別のWiFiルータを接続したほうが良いと思います。
中継器を使用した場合、モバイル機器で一階から二階に移動する場合は接続し直す必要がありますがメッシュ中継器の場合はシームレスで接続が変わります。
但し、NECではまだ下記の2モデルしかメッシュ機能に対応していませんが今後メッシュ専用中継器を発売するとのことです。






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Win10のハイブリッドスリープをオフにする [PC]

またまたPCのテーマです。

https://komin.blog.ss-blog.jp/2020-11-10
このページで、Win10のPCでパーテーションを分割した後にSSDが遅くなった状態を復旧させる方法を紹介しました。

その後も、PCをスリープするとRead Writeが遅くなる現象が気になっていました。

スリープ前
スリープ前.jpg

スリープ直後
スリープ後.jpg

この速度低下も完全シャットダウンすれば復旧するのですが、完全シャットダウン直後のPCの起動が遅くなることと、スリープさせたい場合もあり、ネットでいろいろ調べた結果、ハイブリッドスリープをオフにすることで、この現象を避けることが出来ることがわかりましたので、その方法を紹介します。

特にノートPCの場合はキーボードを閉じるとスリープする設定にしているケースが多いと思いますので、お使いのPCの設定を確認することをお勧めします。


ハイブリッドスリープの設定の確認方法です

左下のウインドーマークをクリック

setei.jpg
  ⇓
system.jpg
  ⇓
dengen_sleep.jpg
  ⇓
tuikasetei.jpg
  ⇓
planhenkou.jpg
  ⇓
shosaiplan.jpg
  ⇓
sleep_off_on.jpg

ここでハイブリッドスリープを許可するがオンになっている場合はオフにしてから「OK」をクリックする。

その後、完全シャットダウン(Shiftキーを押しながらシャットダウン)して起動することで、Read Writeのスピードが回復し、スリープ後の速度低下も防げます。

以降もPCを良好な状態に保つため、定期的にOSが格納されているCドライブの最適化と完全シャットダウンの実施をお勧めします。



[追記]
所有するPCののデフォルトでのハイブリッドスリープの設定状況は
 Win7とWin10のデスクトップPC---オン
   Win7ノートPC---------------------オフ
でした。

某電気店の店内に展示されていたノートPCの1台をチェックしたところオフでした。



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遅くなったSSDを修復 [PC]

今回のテーマはパソコンに係る技術的なテーマなので、関心の無い方はパスしてください。


現在所有するPCはWIN7のデスクトップ、WIN10のディスクトップ、それにWin10のノートPCの3台です。
Win7のPCはWin10では動作しないソフトが必要なためと、サブ機としてWin7のサポートが終了した後も継続使用しています。

どのPCも購入時はHDDでしたが、いずれのPCも1テラのSSDに換装しました。

Win10のディスクトップ機はOSドライブをSSDにクーロンコピーした後、パーテーション分けして、作業用ドライブを追加してRAW現像や動画編集用とて活用していますが、パーテーション分けした後、なぜか読み書きのスピード低下が発生していました。

それでも、HDDと較べるとはるかに高速なのでその状態で使っていたのですが、やはり気になり、調べた結果、パーテーション分けした際のパーテーション開始オフセットの位置が不適切であることが原因であるらしいとわかり、修復にチャレンジしてみました。


各状態でのread/write速度をCrystalDiskMarkで示します。

SSD換装直前のHDD

換装前HDD.jpg


SSDへ換装直後

SSD交換直後.jpg

連続のread writeでは3倍弱のスピード向上ですが、ランダムRead Writeでは100倍以上の高速化になりました。

SSDを分割して新しいパーテーションを作成後

パーテーション分け後.jpg
かなりの速度低下です。

後述の4Kアライメント等の対策実施後

パーテーションアライメント後.jpg
インターバルのread writeでは換装直後よりスピードが向上しました。


対策した経過です。

まずはパーテーション開始オフセットの確認です。

・ウインドーマークを右クリックして「ファイル名を指定して実行」に ”msinfo32”と入力してOKをクリック
・左の システム要約 > コンポーネント > 記憶域 > ディスク

   右側に表示の記述をたどってSSDの部分を見ると
           
         上部省略
    説明.jpg
         途中省略
    パーテーション.jpg

ここでパーテーション開始オフセットの数値を4096で割ってみます。
 815,284,224÷4096=199,044
ここでは処理済みのためできちんと割り切れましたが、最初は端数がでて、整数で割り切れないとパーテーション開始オフセットが不適正であることが判断出来ました。

端数が出て割り切れない場合は、4Kアライメント調整によりパーテーション開始オフセットを補正します。
その際使用したソフトは

  EaseUS Partition Master Free

ここから無料でDL出来ます。
https://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html

EaseUS Partition Master Freeを起動させるとディスクの内容等が表示されるので、該当するSSDの部分を右クリックするとプルダウンメニューが表示されるので「4Kアライメント」を選んでクリックするとシャットダウン後、再起動時にブラック画面で4Kアライメント補正が実行されます。

4Kアライメント.jpg

私のPCではこの作業に2時間半ほどかかりました。

これで、SSD換装直後よりread Writeの速度が向上しました。

但し、何日か後に速度を計測すると遅くなっているので、ドライブの最適化とデフラグを実施し完全シャットダウンすることで、速度が回復しました。

ドライブの最適化とデフラグはExplorerでドライブのプロパティーを表示させると、ツールから実行できます。

完全シャットダウンはシフトキーを押した状態でシャットダウンさせることで可能です。



追記です。

SSD修復前のOS起動時間は24〜25秒でしたが、修復後は22〜23秒と約2秒の短縮でした。
但し、作業用ドライブでは、撮影した画像を連続表示させても、ほぼ瞬時に表示するようになりました。

RAW現像時間は、Read Writeよりも、CPUの性能に依存するためか、変化は感じられませんでした。

完全シャットダウン直後のOS起動時間は45秒と遅くなりますが、その後の起動時間は元に戻ります。

完全シャットダウンすることで、PCの不具合発生を防止できるとのことで、数日に1度ぐらいの頻度で実施しています。









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