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VILTROX 23mmF1.4も買ってしまいました [レンズ撮影機材]

VILTROX 33mmF1.4に続いて、23mmF1.4も買ってしまいました。


33mmはフルサイズ換算で約50mmでスナップや人物撮影には最適なレンズですが、風景撮影ではやや画角が狭く感じてしまいます。
そこで、風景撮影用の単焦点レンズとしてフルサイズ換算35mm相当の23mmも買ってしまいました。

この2本のレンズの購入価格は、クーポンを使った結果、FUJIFILMの神レンズと言われているXF35mmF1.4一本分より安く買えたことになります。


どちらのレンズも絞り開放のF1.4では、等倍まで拡大すると色のにじみや解像感の低下が見られますが、F2まで絞れば、不満の無い写りです。

23mmをX-T3へ装着し、右側は33mmです。
23mmと33mmはほとんど同じ形状大きさなので、間違えないように23mmレンズとフードには緑色の蛍光色テープを小さく切って貼っています。

DSCF9664s.jpg

定点撮影する場所での撮影

F5.7 SS 1/249秒 ISO640 露出補正EV0.0 フィルムシミュレーションはプロビア
DSCF9564s.jpg

F1.4 SS 1/3822秒 ISO500 他は上の写真と同条件
DSCF9576s.jpg
FHD全画面表示ではF5.6との差は感じません。

F5.6とF1.4の写真の同一部分を等倍表示での比較です。

F5.6
DSCF9564trm.jpg
白い柵や電線を見ると解像度の高さがわかります。

F1.4
DSCF9576trm.jpg
白い柵を見ると解像度は高いのですが、色のにじみと、メリハリ感の無さが気になります。
F2まで絞ればF5.6とほとんど差が分からない描写になります。

ということで、F1.4のオプション付きレンズと考えれば不満はないです。


新たな情報として12月11日にトキナーからFUJIFILM Xマウント用AF単焦点レンズ23mmF1.4(税別62,000円)と33mmF1.4(税別55,000円)を発売するとのことですが、仕様が同じで外観が酷似していることからVILTROXのOEM製品に間違いないと思われます。

保証の観点からはトキナーでしょうが、私としてはVILTROXで十分です。

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VILTROX 33mm F1.4 絞りを変えて人形を撮ってみた [レンズ撮影機材]

VILTROX AF 33mm F1.4のレンズを使い、X-T3で高さ16cmの人形をF1.4からF16まで、1段ずつ絞りを変えて試し撮りしてみました。

ピントは写真左側の目に合わせ、照明は、オフカメラのストロボによる壁バンです。

F1.4
DSCF4930s.jpg

F2.0
DSCF4931s.jpg

F2.5 F2.8に合わせたつもりでしが、無段階で絞りを調整できるためEXIFデータはF2.5でした。
DSCF4933s.jpg

F4.0
DSCF4936s.jpg

F5.6
DSCF4939s.jpg

F8.0
DSCF4941s.jpg

F11
DSCF4943s.jpg

F16
DSCF4961s.jpg

絞り開放のF1.4ではピントの合っている部分の解像感は問題なしですが、ピントの合う部分が少ないので、表現が難しいと感じました。

F2〜F4が背景のボケ具合とのバランスが良い感じでした。

F11、F16はカリカリの硬い感じに撮れるので背景がうるさく見えますが、被写体全体にピントが合うので、被写体を切り取って他の画像や文章に張り付ける等の物撮りの用途には使えると思いました。


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VILTROX AF 33mm F1.4 STM [レンズ撮影機材]

昨年春にFUJIFILMのX-T30を買い、今年の春にX-T3を買って以来、主に使用するカメラはニコンからFUJIFILMへ変わってしまいました。

ニコン用のレンズはフルサイズ、APS-Cを含めて十数本も所有しているのですが、FUJIFILM用は、XC15-45mm、XF18-55mm、XF16-80mm、XF55-200mmの4本しかなく、ニコン用のレンズを生かそうと、マウントアダプター経由で24mmF2.8、28mmF2.8、35mmF2、50mmF1.4等のオールド単焦点レンズを使用していますが、すべてマニアルフォーカスとなり、35mmF2や50mmF1.4は絞り開放では解像度の低下や収差の増大で使えないレベルです。

FUJIFILM純正の35mmF1.4や23mmF2も検討していたのですが、中華レンズであるVILTROXが安くて高性能なレンズを発売しているとの情報を得て、AF 33mmF1.4をポチってしまいました。

このレンズはFUJIFILMの神レンズと言われているXF35mmF1.4の半額以下で買え、写りはほぼ同等、AFは純正より早くて静かとの情報でした。

昨日、配送され、早速試写してみましたが、F1.4開放だと、許容レベルですが、解像度がやや低下し、被写体によってはパープルフリンジが見られますが、F2まで絞れば素晴らしい解像感でボケも自然でした。

構造的には高級感のある金属製のボディーにやはり金属製のフードが付属し、フードに組み込まれている凸型の板バネにより取り付けの際のクリック感が最高で、プラスチック製のフードとは次元の違う感触です。

フォーカスリングも回転角が大きくてダンパーの効いた心地良い重さで、MFでも使いやすい印象でした。

絞りリングは、クリック感はありませんが、適度な重さがあり絞りオートモードも備わっています。

AFスピードは所有している純正ズームレンズとの差は感じませんでした。


X-T3に装着した状態です。
純正35mmF1.4より大型です。
DSCF8278s.jpg

フードを装着した状態
DSCF8266s.jpg

ISO800、絞りF1.6、SS1/1700で撮影したコスモス
DSCF4881s.jpg

ISO感度800、絞りF2、SS1/640で撮影した風景ですが、ほぼ全域が素晴らし解像感でした。
DSCF4873s.jpg

上の写真の中央部上部を等倍で切り取ってみました。
草木の葉の一枚一枚が解像しており、文字も読めます。
DSCF4873trm.jpg

他の被写体での確認でしたが、F2〜F11までは、素晴らしい解像感で、特にF2.8からF5.6Fあたりは感動するほどでした。
F1.4では解像度の低下が見られましたが、ボケを生かした撮影に使えると思います。
F16でもわずかに解像度の低下が見られましたが、最高に解像している部分との比較であり、十分に使えるレベルだと思います。


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コーミンズフード [レンズ撮影機材]

ニュージーランド旅行での移動は南島から北島への移動以外はすべて貸し切りバスでした。

40〜50人ほど乗れるデラックスな観光バスに、パック旅行の客14名に添乗員のみの状態で、移動中は右側、左側と席を変えながら車窓撮影をしましたが、光の状態によってはガラス窓に車内の映り込みが写りこんでしまいました。

その例です。
DSC_4878s.jpg

ニュージーランドの風景は独特で、ハリウッドの映画でもニュージーランドで撮影することが多いようで、ラストサムライもニュージーランドでの撮影と聞いています。

そのような風景をいろいろ車窓撮影したのですが、帰国後写真をチェックすると、かなりの率で車内の写りこみがありました。

そこで車内の写りこみを何とか防ぎたいと考え出したのが、車窓撮影用フードです。
JS1_7723_s.jpg

このフードは百円ショップで買ったスポンジ布でできたA4サイズのノートパソコン等を入れるケースとマジックテープで作ったもので、2009年にこのブログで型紙や作り方を紹介したところ、室内から夜景を撮る際の写り込みも防げることから、かなりの反響がありました。

某写友がコーミンズフードと名付けてくれましたが、「コーミンズフード」でググると、紹介ページやこのフードを使用された方の体験談等が検索されます。



「コーミンズフード」の製作法を紹介したページです。
https://komin.blog.ss-blog.jp/2009-12-07

型紙(PDF)のダウンロードページです。
http://komin2.world.coocan.jp/temp/komin_hood.pdf





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