ボーイング727
50年ほど前に羽田空港で撮影されたボーイング727です。
新婚旅行で北海道へ向かう際に、友人が撮影した写真で、私と家内も写っています。
初めての飛行機体験で、当時はタラップの階段を上がっての搭乗でした。
当時のアルバムに貼られたプリントは劣化して色あせていましたが、引越しで出てきた古いフィルムの束の中に、この写真のフィルムを見つけ、スキャンして修復してみました。
フィルムもかなり劣化して、スキャンしたままだとひどい色調でしたが、撮影時のカラーを想定して、塗り絵的に仕上げてみました。
デジカメ写真とは違うアナログ的な柔らかな感じに仕上がりました
劣化したフィルムでもかなりの情報量が残されており、1800dpiの解像度で取り込むと、人の顔が判るほどでした。
新婚旅行で北海道へ向かう際に、友人が撮影した写真で、私と家内も写っています。
初めての飛行機体験で、当時はタラップの階段を上がっての搭乗でした。
当時のアルバムに貼られたプリントは劣化して色あせていましたが、引越しで出てきた古いフィルムの束の中に、この写真のフィルムを見つけ、スキャンして修復してみました。
フィルムもかなり劣化して、スキャンしたままだとひどい色調でしたが、撮影時のカラーを想定して、塗り絵的に仕上げてみました。
デジカメ写真とは違うアナログ的な柔らかな感じに仕上がりました
劣化したフィルムでもかなりの情報量が残されており、1800dpiの解像度で取り込むと、人の顔が判るほどでした。
宮ケ瀬湖の雪景色
2月5日の大雪の二日後、宮ケ瀬湖へ出かけて撮影した雪景色です。
出来れば大雪の翌日に行きたかったのですが、我が家周辺の雪かきや、道路状況から二日後になってしまいました。
X-H2 撮影日 2024年2月7日
出来れば大雪の翌日に行きたかったのですが、我が家周辺の雪かきや、道路状況から二日後になってしまいました。
X-H2 撮影日 2024年2月7日
雪景色
久しぶりの大雪で午前中は雪かきでしたが、午後に、カメラを持って歩き回ってみました。
次の2点は道志橋上からの撮影です。
通常は津久井湖が見えるのですが、水量がかなり減っていました。
RX100M7 撮影日 2024年2月6日
次の2点は道志橋上からの撮影です。
通常は津久井湖が見えるのですが、水量がかなり減っていました。
RX100M7 撮影日 2024年2月6日
50年前のカラーフィルムから写真を復元 [画像処理]
引越しの際に出てきた古いフィルムの束の中に、50年ほど前の北海道への新婚旅行の際に写したカラーネガフィルムが見つかりました。
当時は、まだモノクロ写真からカラー写真への移行期で、カラーフィルムでの撮影は費用がかさむため、モノクロでの撮影が主流でしたが、新婚旅行ということでカラーフィルムを使用しました。
アルバムに残っていたその時のプリントはひどく色あせしており、出てきたフィルムから当時の写真の復元を試みてみました。
フィルムも激しく劣化して復元をあきらめたコマもありましたが、プリントからの修復より良好な写真が復元できました。
フィルムからの修復は、フィルムスキャナで画像を取り込む方法と、マクロレンズにフィルム撮影用のアダプターを装着して一眼レフで撮影後、画像処理ソフトで反転処理してから仕上がる方法があり、両方試してみましたが、今回は、劣化フィルムの修復率が高いフィルムスキャナーを使用しました。
スキャン画像
修復後
このショットは、フィルムの劣化が少なく楽に修復できました。
北海道で借りたレンタカーですが九州の宮崎ナンバーでした。
スキャン画像
修復画像
色調修復量が大きいショットでしたが、均一性が高かったの通常の色調補正で仕上げました
スキャン画像
修復画像
画像内で部分的に色調の劣化状態が違うため、修復にかなり手間がかかりました。
今回のフィルムでは、このような傾向のフィルムが多く見られましたが、大部分は手間さえかければ修復が可能でした。
美幌峠で写したネガフィルムのスキャン画像
変色の度合いが大きかったため、このような色調のはずと想定して画像を仕上げてみました。
当時の美幌峠への車道は写真のように未舗装でした。
写したフィルムは36枚撮りで4本、このうち、40コマほどの復元を実行中です。
当時は、まだモノクロ写真からカラー写真への移行期で、カラーフィルムでの撮影は費用がかさむため、モノクロでの撮影が主流でしたが、新婚旅行ということでカラーフィルムを使用しました。
アルバムに残っていたその時のプリントはひどく色あせしており、出てきたフィルムから当時の写真の復元を試みてみました。
フィルムも激しく劣化して復元をあきらめたコマもありましたが、プリントからの修復より良好な写真が復元できました。
フィルムからの修復は、フィルムスキャナで画像を取り込む方法と、マクロレンズにフィルム撮影用のアダプターを装着して一眼レフで撮影後、画像処理ソフトで反転処理してから仕上がる方法があり、両方試してみましたが、今回は、劣化フィルムの修復率が高いフィルムスキャナーを使用しました。
スキャン画像
修復後
このショットは、フィルムの劣化が少なく楽に修復できました。
北海道で借りたレンタカーですが九州の宮崎ナンバーでした。
スキャン画像
修復画像
色調修復量が大きいショットでしたが、均一性が高かったの通常の色調補正で仕上げました
スキャン画像
修復画像
画像内で部分的に色調の劣化状態が違うため、修復にかなり手間がかかりました。
今回のフィルムでは、このような傾向のフィルムが多く見られましたが、大部分は手間さえかければ修復が可能でした。
美幌峠で写したネガフィルムのスキャン画像
変色の度合いが大きかったため、このような色調のはずと想定して画像を仕上げてみました。
当時の美幌峠への車道は写真のように未舗装でした。
写したフィルムは36枚撮りで4本、このうち、40コマほどの復元を実行中です。
霧の朝
転居先の周辺を歩き回って見つけた撮影スポットです。
霧が出ていた朝の撮影です。
X-H2 撮影日 2024年1月28日
霧が出ていた朝の撮影です。
X-H2 撮影日 2024年1月28日
道路工事
地元の圏央道相模原ICに通じる広域道路の延長工事が始まったので様子を見に行きました。
RX100M7
この道路の先の延長工事は数年先になるとのことで、現在工事中の部分の道路が完成してもしばらくは通行止めになるのではないかと思われます。
RX100M7
この道路の先の延長工事は数年先になるとのことで、現在工事中の部分の道路が完成してもしばらくは通行止めになるのではないかと思われます。
見つかった古いネガフィルム [画像処理]
昨年11月に転居して、運んだ荷物の中には探してもまだ見つからないものが有りますが、どこに収納していたか長い間行方不明だった古いネガフィルムの束が見つかりました。
それらの中から40年ほど前のフィルムを何本かフィルムスキャンして、劣化具合をチェックしたところ、傷やカビは無かったのですが、チェックしたフィルムの大部分に部分的な色調の劣化が見られました。
この画像はスキャンしたままの状態ですが、下部の石垣部分がマゼンタ色の変色が見られます。
部分的変色の補正は状態によっては厄介ですが、この画像の場合は容易に補正出来ました。
アルバムに残っていた同じ写真のプリントをスキャンした画像で、全体が赤く変色していましたが、まだ写真として見られる状態です。
それらの中から40年ほど前のフィルムを何本かフィルムスキャンして、劣化具合をチェックしたところ、傷やカビは無かったのですが、チェックしたフィルムの大部分に部分的な色調の劣化が見られました。
この画像はスキャンしたままの状態ですが、下部の石垣部分がマゼンタ色の変色が見られます。
部分的変色の補正は状態によっては厄介ですが、この画像の場合は容易に補正出来ました。
アルバムに残っていた同じ写真のプリントをスキャンした画像で、全体が赤く変色していましたが、まだ写真として見られる状態です。
この写真をフィルムスキャンした画像に近づけるようにフォトショップで色調を補正してみました。
かなり似た色調に補正出来ましたが、解像感や写真としてのメリハリはフィルムからの画像にかないませんでした。
今回のフィルムスキャンとプリントスキャンからの画像補正比較で、プリントさえ残っていれば、フィルムからにかなり近い状態まで写真を修復できることが確認できました。
光る湖面
強風で波立つ湖面に日光が反射して眩しいほど輝く宮ケ瀬湖の湖面です。
X-H2 撮影日2024年1月24日
X-H2 撮影日2024年1月24日
古い山の写真を修復する [画像処理]
劣化して変色した古い写真プリントは、全体的に紫色に変色して暗部の締まりが弱くなっている傾向が見られます。
このような写真の修復には、デジタル写真の画像補正とはまったく異なる画像処理が必要となります。
今回は、私が実践している変色した古い写真プリントの修復法のポイントを紹介します。
修復前の山で撮影したライチョウの写真
この写真のRGB毎のヒストグラム
最暗部(左側)と最明部(右側)のR,G,Bともばらけた状態です。
黒を黒と見せるためには再暗部のRGBのレベルが一点に収れんし、白を白と見せるためには最も明部のRGBのレベルが一点に収れんしている必要があります。
そこで、レベル補正機能がある画像処理ソフトCaptute Oneで暗部、明部のレベルを整えてみました。
フォトショップでも同等の処理は可能です。
レベル補正後の画像
暗部のRGBのレベルを合わせてことから高山植物の緑色判別できるようになりましたが、青みが強く、まだ違和感が残る状態です。
この画像をCapture Oneのトーンカーブ、カラーエディターを使用してさらに補正し、違和感が無い色調に仕上げてみました。
ライチョウや高山植物、岩などが自然に近い色調に仕上がっているはずです。
この画像のヒストグラムです。
Blueのレベルがかなり補正されていることがわかります。
岩肌に咲く高山植物を写した写真を同じように補正してみました。
補正前
レベル補正後
色調再補正後
プリントがかなり傷んでいて上部、右側の変色が激しく補正しきれていません。
フォトショップを使用して、部分的に色調補正して仕上げた画像です。
なんとか見られる画像になりました。
このような写真の修復には、デジタル写真の画像補正とはまったく異なる画像処理が必要となります。
今回は、私が実践している変色した古い写真プリントの修復法のポイントを紹介します。
修復前の山で撮影したライチョウの写真
この写真のRGB毎のヒストグラム
最暗部(左側)と最明部(右側)のR,G,Bともばらけた状態です。
黒を黒と見せるためには再暗部のRGBのレベルが一点に収れんし、白を白と見せるためには最も明部のRGBのレベルが一点に収れんしている必要があります。
そこで、レベル補正機能がある画像処理ソフトCaptute Oneで暗部、明部のレベルを整えてみました。
フォトショップでも同等の処理は可能です。
レベル補正後の画像
暗部のRGBのレベルを合わせてことから高山植物の緑色判別できるようになりましたが、青みが強く、まだ違和感が残る状態です。
この画像をCapture Oneのトーンカーブ、カラーエディターを使用してさらに補正し、違和感が無い色調に仕上げてみました。
ライチョウや高山植物、岩などが自然に近い色調に仕上がっているはずです。
この画像のヒストグラムです。
Blueのレベルがかなり補正されていることがわかります。
岩肌に咲く高山植物を写した写真を同じように補正してみました。
補正前
レベル補正後
色調再補正後
プリントがかなり傷んでいて上部、右側の変色が激しく補正しきれていません。
フォトショップを使用して、部分的に色調補正して仕上げた画像です。
なんとか見られる画像になりました。