SSブログ

VILTROX AF 33mm F1.4 STM [レンズ撮影機材]

昨年春にFUJIFILMのX-T30を買い、今年の春にX-T3を買って以来、主に使用するカメラはニコンからFUJIFILMへ変わってしまいました。

ニコン用のレンズはフルサイズ、APS-Cを含めて十数本も所有しているのですが、FUJIFILM用は、XC15-45mm、XF18-55mm、XF16-80mm、XF55-200mmの4本しかなく、ニコン用のレンズを生かそうと、マウントアダプター経由で24mmF2.8、28mmF2.8、35mmF2、50mmF1.4等のオールド単焦点レンズを使用していますが、すべてマニアルフォーカスとなり、35mmF2や50mmF1.4は絞り開放では解像度の低下や収差の増大で使えないレベルです。

FUJIFILM純正の35mmF1.4や23mmF2も検討していたのですが、中華レンズであるVILTROXが安くて高性能なレンズを発売しているとの情報を得て、AF 33mmF1.4をポチってしまいました。

このレンズはFUJIFILMの神レンズと言われているXF35mmF1.4の半額以下で買え、写りはほぼ同等、AFは純正より早くて静かとの情報でした。

昨日、配送され、早速試写してみましたが、F1.4開放だと、許容レベルですが、解像度がやや低下し、被写体によってはパープルフリンジが見られますが、F2まで絞れば素晴らしい解像感でボケも自然でした。

構造的には高級感のある金属製のボディーにやはり金属製のフードが付属し、フードに組み込まれている凸型の板バネにより取り付けの際のクリック感が最高で、プラスチック製のフードとは次元の違う感触です。

フォーカスリングも回転角が大きくてダンパーの効いた心地良い重さで、MFでも使いやすい印象でした。

絞りリングは、クリック感はありませんが、適度な重さがあり絞りオートモードも備わっています。

AFスピードは所有している純正ズームレンズとの差は感じませんでした。


X-T3に装着した状態です。
純正35mmF1.4より大型です。
DSCF8278s.jpg

フードを装着した状態
DSCF8266s.jpg

ISO800、絞りF1.6、SS1/1700で撮影したコスモス
DSCF4881s.jpg

ISO感度800、絞りF2、SS1/640で撮影した風景ですが、ほぼ全域が素晴らし解像感でした。
DSCF4873s.jpg

上の写真の中央部上部を等倍で切り取ってみました。
草木の葉の一枚一枚が解像しており、文字も読めます。
DSCF4873trm.jpg

他の被写体での確認でしたが、F2〜F11までは、素晴らしい解像感で、特にF2.8からF5.6Fあたりは感動するほどでした。
F1.4では解像度の低下が見られましたが、ボケを生かした撮影に使えると思います。
F16でもわずかに解像度の低下が見られましたが、最高に解像している部分との比較であり、十分に使えるレベルだと思います。


nice!(27)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 27

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。