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X-H2のRAW現像 [画像処理]

FUJIFILMのX-H2を買って以降、私が愛用しているRAW現像ソフトのSilkypixはいまだにX-H2は適用外なため、撮影画像の補正はJPEGをベースにしていました。

X-H2の画質はかなり良いので、JPEGからの補正でほぼOKでしたが、フィルムシミュレーションを変更したり、白飛びや色飽和の補正はRAWから加工が必要です。

最近になって、SilkypixのFujifilm版であるRaw File ConverterがX-H2に対応するようになりましたが、4000万画素でX-Trans配列のイメージセンサーであるためか、従来機種で写したものよりRAW編集がかなり重く感じます。

もう一つの専用RAW現像ソフトであるFUJIFILM RAW Studioを試してみましたが、さらに動作が重いことと傾き補正やトリミングが出来ないことから使う気になれません。

そこで、Capture One Experess Fujifilmを試してみました。

このソフトは動作がかなり軽く、サクサク動くのですが、RAW現像操作時に表示される画像とRAW現像後の画像の色調がかなり違って見えるという致命的な不具合が生じており、種々設定を変えて試しているのですが、未解決の状態です。

RAW File Converterは動作は重いとしてもそのような不具合はありません。

写したままのJPEG画像
DSCF0444orgs.jpg

Capture One Express Fujifilm上の調整後の画像
captureones.jpg

上の画像の通りに仕上がれば文句はないのですが、空の色がマゼンタに傾き、山肌や湖面の彩度が落ち、色温度も下がって出力されました。
DSCF0444cos.jpg

RAW File ConverterでRAW現像をやり直した画像で、望み通りに仕上がりました。
DSCF0444rcs.jpg

この状況から、当面は、わずかな補正はJPEGからで大きな補正が必要な場合のみRAWから加工する方法で対処するつもりです。

RAW現像ソフトとしては、AdobeのLightroomが主流のようですが、RAW現像機能に加えて画像管理機能が私の画像管理方法と全く違っていて邪魔くさいことと、買取ではなく、毎月定額を支払うサブスクリプションであるため、対象外です。

フォトショップもCS6以降はサブスクになってしまいましたが、サブスク以前のCS5を持っており、これで十分間に合っています。

2022年11月3日追記
Capture OneのRAW現像画像が違う件、出力画像がデフォルトではAdobe RGBであることが原因とわかりsRGBへ変更することで解決しました。


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