ピラタス蓼科 [雪景色]
昨日出かけたスキー場はピラタス蓼科スノーリゾート。
100人乗りの大型ロープウエーで標高2240mの北八ヶ岳の坪庭まで一気に上がること出来、4000mの滑降コースを楽しめ、また本格的な雪山風景を撮影できる場所としてお気に入りのスキー場の一つです。
昨日のスキー場の天候は曇り時々小雪、一時薄日のような天候でしたが、ロープウエーで上がるとガスがかかっていて時々ガスが切れるような状態で、気温はマイナス14~15℃で風があったので、体感温度は-20℃ぐらいのはずです。
この写真は一瞬ガスが切れたときに坪庭から縞枯山方向の樹氷原を撮影したものです。
このような白一色の雪景色を真っ白に撮影するとモノクロ写真のようになってしまいます。 そこでわずかに色を付けるわけですが、いつものようにWBを晴天で撮ると青くなりすぎ、また撮ったままだとローコントラストの味気ない写真になりがちなので、RAW現像の際に色温度をやや上げて青の色味を薄くするとともに階調を微調整しています。
今回もスキーを兼ねての撮影で、軽くて良く写るカメラとしてD3100、レンズはVR16-85mmとVR70-300mmをザックに入れて持参しましたが、一眼レフカメラを担いでのスキーで一番怖いのは転倒です。
下手に転倒するとカメラが壊れてしまいます。 さいわい昨日は転倒ゼロでした。
これだけ寒いと、手袋をしていても手がかじかむぐらいで、じっくり構えての撮影ではなく、早撮りに徹しました。
ロープウエーを降りると厳寒の山中です。
どこかの写真クラブの方々が樹氷原の中で撮影をしていました。
明るい雪原の中ではISO200でF8まで絞っても1/500秒以上のSSで撮影できるので、望遠でない限り、三脚を使用しなくても十分撮影可能なはずですが、全員三脚を使用していました。
雪の中では三脚も安定しにくく、フレーミングし難いと思うのですが。
スキーをしながらの撮影の利点は、機動性が極端に高まることでしょうか。
撮影数も200ショット以上となりました。
昨日は正午から3時ごろまで4回ロープウエーに乗り、3回は撮影をしながらゆっくり下ってきましたが、最後は4000mのコースをノンストップでほぼ6分で滑ってきました。
平均スピードは約40km/Hなので最高スピードは50km以上出ていたはず、転倒しなくて幸いでした。
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