X-T3でLOG撮影 [画像処理]
X-T3は静止画だけでなく動画性能も4K、60P、10bit記録が可能、ダイナミックレンジが広い「ETERNA/シネマ」やLOG撮影が可能など大きく向上しており、プロユースにも耐えられるほどです。
静止画で撮影では、ホワイトバランスや露出が不適正でも、RAWで撮影していれば、容易に救済できますが、動画の場合は簡単ではありません。
先日のステージの動画撮影で、カメラを固定して、全シーンステージ全体を連続撮影した際、照明が頻繁に変わり、特に暗い場面でスポットライトが当たる部分が露出オーバーになるなどNGシーンが少なからず撮れてしまいました。
このような場合はダイナミックレンジが広大なLOGモードで撮影して、シーンに応じて処理すれば解決するのではないかと検討を始めました。
LOGで撮影したままの画像は、コントラストと彩度が極端に低いためメーカーが提供するLUT(Look Up Table)を当てた後、カラーグレーディンにより、色調や階調を整える処理が必要となります。
ということで、X-T3でLOG撮影とLUT処理を試みてみました。
以下、説明用に動画から静止画に切出した画像です。
LOGで撮影したままの画像
情報量は豊富ですが、RAWのように後処理が必須です。
この画像のヒストグラムですが、ダイナミックレンジが広いことが確認できます。
静止画で撮影では、ホワイトバランスや露出が不適正でも、RAWで撮影していれば、容易に救済できますが、動画の場合は簡単ではありません。
先日のステージの動画撮影で、カメラを固定して、全シーンステージ全体を連続撮影した際、照明が頻繁に変わり、特に暗い場面でスポットライトが当たる部分が露出オーバーになるなどNGシーンが少なからず撮れてしまいました。
このような場合はダイナミックレンジが広大なLOGモードで撮影して、シーンに応じて処理すれば解決するのではないかと検討を始めました。
LOGで撮影したままの画像は、コントラストと彩度が極端に低いためメーカーが提供するLUT(Look Up Table)を当てた後、カラーグレーディンにより、色調や階調を整える処理が必要となります。
ということで、X-T3でLOG撮影とLUT処理を試みてみました。
以下、説明用に動画から静止画に切出した画像です。
LOGで撮影したままの画像
情報量は豊富ですが、RAWのように後処理が必須です。
この画像のヒストグラムですが、ダイナミックレンジが広いことが確認できます。
LUTを当てた画像
LOG画像より見やすくなりますが、眠たい画像です。
この画像のヒストグラム
カラーグレーディングを施した画像
普通にみられる画像になりました。
上の画像のヒストグラム
LOG映像の処理ソフトは、最初は手持ちの「TMPGEnc Video Mastering Works 7」で試みましたが、カラーグレーディングの機能が貧弱なため、フリーソフトのDavinci Resolve16を急遽DLして使用しました。
このソフトは有料版のDavinci Resolve Studio 16の機能限定番ですが、有料のStudio版はLUT処理用としてプロも使用する定番ソフトのようです。
映画やCM映像ではカラーグレーディングで独特の色合いに仕上げているようです。
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