FUJIFILMのX-E1を買ってしまいました [X-E1]
FUJIFILMのX-E1を衝動的に買ってしまいました。
通常の撮影ではD800で十分なのですが、気軽に持ち出すには大きくて重いため、撮影以外で外出するときはX100を持ち歩いていますが、35mm相当の単焦点レンズのため、制約されてしまいます。
コンデジなら、ズームレンズがついて、小さくて軽いのですが、ほとんどのコンデジはファインダーが無かったりRAWで撮影できず、画質面でも不安があります。
残るのはミラーレスです。
最新のミラーレスはどの機種もかなり良くなっているようですが、その中で、画質的に最も優れているのがX-E1らしいとのことから関心がありましたが、某大手カメラ店で、FUJIの販売員の方との話の成り行きで、標準ズームレンズキットを買ってしまいました。
X-E1はAPSサイズで1600万画素の撮像素子を使ったミラーレスで、独特のカラーフィルタの配列のためローパスフィルタが無くてもモアレが発生しにくく、高感度にも強く、画質はミラーレスカメラではベストの部類に入るとの評価のようです。
新しいカメラを買った際は、すべてデフォルトのオート撮影して、そのカメラの傾向を確認することをしています。
自宅近所で軽く試写してみましたが、評判通りの素晴らしい画質でした。
操作はX100と似ているので、迷わず撮影できましたが、まずはWBの良さが印象的でした。
X100では、買った直後はWBがかなりおかしくて、RAW現像の際にWBを補正しないと使えないような状態で、ファームアップで、なんとか許容できる範囲までWBが改善された経過がありますが、X-E1では、大部分はAWBで撮影したままでOKと言えるぐらいです。
まだ撮影数が少ないので断言はできませんが露出や階調、ダイナミックレンジもかなりよさそうです。
キットレンズ(18-55mmF2.8-4)は、解像度が良いだけでなく、ズーム全域で歪曲収差がほとんどなく、倍率色収差も認められない極めて優秀なレンズだと感じました。
今回は、D800、X100と撮り比べをしてみました。
X100もAPSサイズの撮像素子で、23mm(フルサイズで35mm相当)のレンズがついているため、X-E1もズームレンズの焦点距離を23mmとし、D800には24mmレンズをつけて、APSサイズのクロップモードに設定しISO200、AW、AE、露出補正なしでの手持ち撮影で、撮ったままのJPEG画像を縮小したのみです。
X-E1 ほぼ文句のないWBです。
X100 FUJI独特の青みがかったWBです。 これでもファームアップによりかなり改善されています。
D800 X-E1とほとんど同じようなWBですが、空の部分がわずかにアンバーよりでしょうか
解像感は、やはりローパスフィルタレスのXE-1がベストでした。
どもカメラで写しても、RAW現像の際の補正で、差がない写真に仕上げられますが、他のカメラで写した画像は、X-E1をリファレンスにして仕上げるというような感覚でした。
今回はわずかな試写での感想ですが、今後いろいろな場面で写した写真をアップしたり、使用感覚等を紹介したいと思います。
XE-1は評判もよく僕もほしいのです。
僕は仕事のついでに撮影することが多いので、重いカメラだと困るのです。
このカメラは興味あります。
これからコーミンさんの記事を楽しみにしています。
by minton (2013-05-17 21:04)
mintonさんへ
X-E1は予想以上に良さそうなカメラです。
操作性や、レスポンスについては一眼レフと明らかに差がありますが、X100よりはかなり改善されています。
普通に使う限りは小型軽量で、撮影したままでかなり程度の良い画像なので、一眼レフの出番が減る予感がします。
by コーミン (2013-05-18 00:20)