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雷光

今回は撮影失敗例の紹介です。

地元のホームセンターでの買い物の最中に、強烈な雷雨に遭遇しました。
そこで屋外用商品が置かれている軒先へ出て、いつもバックに入れているRX100で、雷光の撮影にチャレンジしてみたのですが。

静止画の撮影では、雷光にシャッターのタイミングを合わせることは不可能なので、FHD 60Pの動画で撮影して、雷光が写っているコマを切り出す方法で試してみたのですが、画面の一部が明るく写るようなみじめな結果になってしまいました。

雷光の無い状態
PM5時頃ですが、夜のように暗くなっています。
雷雨14s.jpg

以下は雷光の瞬間が写っているコマを切り出したものです。
雷雨10s.jpg


雷雨13s.jpg


雷雨15s.jpg


雷雨16s.jpg


雷雨20s.jpg


雷雨23s.jpg
撮影日 2020年8月12日

アップした写真のように写真の一部だけが雷光で明るく写っている原因を調べてみたのですが、デジカメで動画撮影の場合は電子シャッターで撮影されることによるものだと思われます。

電子シャッターでは、1ラインごとに順次走査しながら撮影するローリングシャッターになりますが、走査速度はメカシャッターの場合より遅く1/20〜1/100秒ほどかかるとのこと。

今回の動画では60Pで撮影しているので、1/60〜1/100秒のぐらいシャッタースピードと思われますが、雷の閃光時間はシャッター速度より短いので、全面走査し終わる前に閃光が終わってしまうためだと考えられます。
このため電子シャッターではローリング歪が発生したり、ストロボ撮影ができないことになるようです。

最新のミラーレスカメラでの電子シャッターの走査速度は速くなっているようですが、これも試してみないと何とも言えません。

確実に撮影するためにはメカシャッターでの高速連写だと思いますが、雷が落ちる瞬間が予測できないので、運任せの撮影になりそうです。


夜間だと、長時間露出による撮影も可能ではないかと思われます。

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