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叶山鉱山

前回の白水の滝は、群馬県の神流川沿いの国道462号を走行中にカーナビの地図上に「白水の滝」の文字が現れたので、気まぐれで寄り道しての撮影でした。

その際に車を停めたすぐわきに叶山鉱山と書かれたトンネルの入り口があり、関係者以外立ち入り禁止の看板と入抗者一覧表があり、本日、叶山鉱山について調べてみました。

白水の滝を撮影後トンネルを撮影しようとしたら、バイクで見学に来られた方がトンネルの前に立ったため、トンネル入り口の右脇だけを撮影
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入抗者一覧表
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入坑者の白札も多数あったので何の鉱山か気になっていました。

調べた結果、太平洋セメントの関連会社である秩父太平洋セメントが、石灰岩を200万トン/年も採掘している鉱山ということで、Google Earthで見た叶山鉱山の全景です。
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採掘現場は山の頂上で、規模を計ったところ、幅200m、長さ1100mもありました。

滝へ行く前に国道走行中に妙な形の山を見て、たまたま撮影したのが叶山でした。

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時には、頂上の縁ぎりぎりの場所で動いている巨大なショベルカーを見えることもあるそうです。


これだけの規模で採掘している石灰岩をどのように運び出しているかが気になり調べた結果、採掘した石灰岩は竪穴の内部にある破砕室で細かく砕いたあと、秩父市までトンネル内に施設された長距離ベルトコンベアで運ばれており、ベルトコンベアーの総延長は23kmにも及ぶとのこと。

200万トン/年はざっくり計算して6000〜7000トン/日にもなり、規模の大きさに驚きました。

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