日本海の夕暮れ
2015年7月に小樽から新潟へ向くフェリーの甲板から撮影した日本海の夕暮れです。
D800 撮影日 2015年7月11日
D800 撮影日 2015年7月11日
動画編集 [画像処理]
私が使用している動画編集ソフトはTMPGEnc Video Mastering Works 7(以下Works 7)です。
Works 5の頃より使用していますが、Work 7へのバージョンアップにより機能がかなり強化されました。
評判が良いDavinci Resolveも試してみましたが、手慣れたWorks 7に戻ってしまいました。
ということで、Works7での編集の様子です。
Works 7の編集モードとしては、撮影したいくつかの動画を順次つなげていくノーマルモード(リニア編集)と、動画をレイヤーで重ねながら編集可能なタイムラインモード(ノンリニア編集)に分けられますが今回はタイムラインモードでの編集です。
今回、ハワイアンバンドアロハエコーズのステージの動画では、前半の部、後半の部の各々40分余を、3台のカメラで4K動画で撮影した素材を途切れなく編集して、最終的にはFHDに変換してDVDにして収めました。
Works 7の編集画面
上画像は、レイヤー構成部の詳細で、#1は中央固定カメラ、#2は別収録の音声、#3はセコンドカメラ、#4は手落ちカメラの各映像の配置状態を示しています。
上段ほど優先度が高いため、#3、#4の映像が無ければ#1の映像が、#3の映像があれば#3の映像が、その上に#4の映像があれば#4の映像が取り込まれます。
#1、#3、#4のレイヤーは映像のみで音声はキャンセルし、#2の音声が編集映像に取り込まれるので、カメラ映像が切り替わっても音声は切り変わりません。
Works 5の頃より使用していますが、Work 7へのバージョンアップにより機能がかなり強化されました。
評判が良いDavinci Resolveも試してみましたが、手慣れたWorks 7に戻ってしまいました。
ということで、Works7での編集の様子です。
Works 7の編集モードとしては、撮影したいくつかの動画を順次つなげていくノーマルモード(リニア編集)と、動画をレイヤーで重ねながら編集可能なタイムラインモード(ノンリニア編集)に分けられますが今回はタイムラインモードでの編集です。
今回、ハワイアンバンドアロハエコーズのステージの動画では、前半の部、後半の部の各々40分余を、3台のカメラで4K動画で撮影した素材を途切れなく編集して、最終的にはFHDに変換してDVDにして収めました。
Works 7の編集画面
撮影に使用したカメラは最後部中央部に三脚にX-T3とGX7MK2の2台を据えました。
リハーサルの試写の際にX-T3でフォーカスエラーが出たため、万一のためにGX7MK2でバックアップしたのですが、同じエラーが出たため、GX7MK2の映像を使うことになってしまいました。
場所を変えてX-S10を三脚に据えてセカンドカメラとし、X-T30には望遠ズームで手持ち撮影で臨みました。
リハーサルの試写の際にX-T3でフォーカスエラーが出たため、万一のためにGX7MK2でバックアップしたのですが、同じエラーが出たため、GX7MK2の映像を使うことになってしまいました。
場所を変えてX-S10を三脚に据えてセカンドカメラとし、X-T30には望遠ズームで手持ち撮影で臨みました。
音声は最前列の席に小型三脚にTASCAMのリニアPCMレコーダを置き収録しました。
Works 7の編集画面の下側には4つのレイヤーが表示されて、下側から中央固定カメラ、音声、セコンドカメラ、手持ちカメラの映像配置状況を示しています。
ここで気を使ったのが別収録した映像と音声の同期でした。
音声は記録開始の時刻が秒単位まで記憶され、映像のほうは撮影ストップの時刻が秒単位で記録されるので、各機材とも前日に電波時計により時刻合わせをしました。
エクセルで計算式を作り、記録開始/記録停止時刻と記録した長さを入力すると音声と各映像との時系列での関連性が誤差1秒ほどの精度で確認できるようにし、そこから同期ずれを補正しました。
誤差1秒程度からだと比較容易に同期合わせが可能となります。
まずは、音声と中央固定カメラとの同期ですが、映像の音声とTASCAMの音声の波形を拡大比較することで同期ずれの時間を確認することが出来るので、1/1000秒単位で同期合わせが可能となりました。
これを基準映像/音声として、その他の映像を取り込むタイミングを調整して、30Pの1コマ以下(0.033秒)までに同期させました。
Works 7の編集画面の下側には4つのレイヤーが表示されて、下側から中央固定カメラ、音声、セコンドカメラ、手持ちカメラの映像配置状況を示しています。
ここで気を使ったのが別収録した映像と音声の同期でした。
音声は記録開始の時刻が秒単位まで記憶され、映像のほうは撮影ストップの時刻が秒単位で記録されるので、各機材とも前日に電波時計により時刻合わせをしました。
エクセルで計算式を作り、記録開始/記録停止時刻と記録した長さを入力すると音声と各映像との時系列での関連性が誤差1秒ほどの精度で確認できるようにし、そこから同期ずれを補正しました。
誤差1秒程度からだと比較容易に同期合わせが可能となります。
まずは、音声と中央固定カメラとの同期ですが、映像の音声とTASCAMの音声の波形を拡大比較することで同期ずれの時間を確認することが出来るので、1/1000秒単位で同期合わせが可能となりました。
これを基準映像/音声として、その他の映像を取り込むタイミングを調整して、30Pの1コマ以下(0.033秒)までに同期させました。
上画像は、レイヤー構成部の詳細で、#1は中央固定カメラ、#2は別収録の音声、#3はセコンドカメラ、#4は手落ちカメラの各映像の配置状態を示しています。
上段ほど優先度が高いため、#3、#4の映像が無ければ#1の映像が、#3の映像があれば#3の映像が、その上に#4の映像があれば#4の映像が取り込まれます。
#1、#3、#4のレイヤーは映像のみで音声はキャンセルし、#2の音声が編集映像に取り込まれるので、カメラ映像が切り替わっても音声は切り変わりません。
今回のカメラの設定は、すべてのカメラのWBは色温度4000Kで固定し、FUJFILMのカメラはフィルムシミュレーションを彩度が低くダイナミックレンジの広いエテルナに統一しました。
上の写したままの映像は赤みが強かったので色調補正
上の写したままの映像は赤みが強かったので色調補正
3-WayでRのゲインをわずかに下げBを大きく持ち上げ、簡易設定で彩度をわずかに強めています。
厳密には異なりますが、ゲインは明部側のレベル補正、リフトは暗部側のレベル補正に相当するような補正が可能となります。
このソフトには残念ながらトーンカーブはありませんが、ガンマで中間部の明るさを調整することが出来ます。
色調補正後の映像
厳密には異なりますが、ゲインは明部側のレベル補正、リフトは暗部側のレベル補正に相当するような補正が可能となります。
このソフトには残念ながらトーンカーブはありませんが、ガンマで中間部の明るさを調整することが出来ます。
色調補正後の映像
照明の雰囲気を残してWBを改善しています。
WAをオートにすると映像ごとに色調が微妙に違うため、色調の一貫性を保つことが困難ですが、色温度で統一することで、カメラが違っても同じパラメータで補正が可能となります。
補正前のヒストグラム 補正後のヒストグラム
4Kで撮影した理由は、FHDに落としても、4Kで撮影した方が画質が良いことと、動画から静止画に取り込んでも800万画素の画素数があり、ダンスの場面では、一コマずつ送りながら、決定的な一瞬が選べました。
編集した動画はyoutubeへアップしています。
https://youtu.be/k2JHTHWlysU
WAをオートにすると映像ごとに色調が微妙に違うため、色調の一貫性を保つことが困難ですが、色温度で統一することで、カメラが違っても同じパラメータで補正が可能となります。
補正前のヒストグラム 補正後のヒストグラム
4Kで撮影した理由は、FHDに落としても、4Kで撮影した方が画質が良いことと、動画から静止画に取り込んでも800万画素の画素数があり、ダンスの場面では、一コマずつ送りながら、決定的な一瞬が選べました。
編集した動画はyoutubeへアップしています。
https://youtu.be/k2JHTHWlysU
丹波山界隈
甲州市、旧勝沼へ桃を買いに行ってきました。
新鮮な桃を安く買えるのですが、交通費を考慮したら、安いとは言えません。
新鮮な桃を安く買えるのですが、交通費を考慮したら、安いとは言えません。
産地まで買いに行くこと自体が楽しみです。
帰途は、国道411号で柳沢峠を越えて、丹波山、小菅村を経由して、上野原から国道20号への行程でした。
柳沢峠を越えるまでは猛烈な霧のため、私が運転し、霧が晴れてから相方と運転を交代して、お得意?の車窓撮影を試みたのですが、今回は乏しい成果でした。
以上は助手席から車窓撮影
窓を開けての撮影だったため、雨でレンズが濡れてしまいました。
X-S10 撮影日 2021年7月14日
帰途は、国道411号で柳沢峠を越えて、丹波山、小菅村を経由して、上野原から国道20号への行程でした。
柳沢峠を越えるまでは猛烈な霧のため、私が運転し、霧が晴れてから相方と運転を交代して、お得意?の車窓撮影を試みたのですが、今回は乏しい成果でした。
以上は助手席から車窓撮影
窓を開けての撮影だったため、雨でレンズが濡れてしまいました。
X-S10 撮影日 2021年7月14日
アロハエコーズの続きです [動画]
前回もアロハエコーズの公演の動画を紹介しましたが、今回はその後編の部です。
今回の公演では、アロハエコーズとともに、子供を含むフラダンスの4サークルも出演し、出演者は数十人にも及ぶため、記録した動画をYoutubeへアップする目的の一つは、出演者及びその家族が見るためのものです。
このような場合は動画も限定公開にして、URLを知らせた関係者の方のみ見られるようにしていますが、今回は公開がOKとなりました。
50分近い長い動画のため、関係者以外は最後まで見る方は少ないのではないかと思います。
ただ最初の曲は、珍しい形のスチールギターの演奏なので、興味のある方はご覧いただければと思います。
今回の公演では、アロハエコーズとともに、子供を含むフラダンスの4サークルも出演し、出演者は数十人にも及ぶため、記録した動画をYoutubeへアップする目的の一つは、出演者及びその家族が見るためのものです。
このような場合は動画も限定公開にして、URLを知らせた関係者の方のみ見られるようにしていますが、今回は公開がOKとなりました。
50分近い長い動画のため、関係者以外は最後まで見る方は少ないのではないかと思います。
ただ最初の曲は、珍しい形のスチールギターの演奏なので、興味のある方はご覧いただければと思います。
アロハエコーズ [動画]
7月10日に相模原市のホールで実施されたハワイアンバンド「アロハエコーズ」のステージ及びフラダンスを撮影した動画をYoutubeへアップしました。
ステージは前半と後半各々40分ずつでしたが、今回は編集が完了した前半の部です。
特に音声は高音質記録が可能なTASCAMのリニアPCMレコーダDR-07MK2で収録しました。
ステージは前半と後半各々40分ずつでしたが、今回は編集が完了した前半の部です。
特に音声は高音質記録が可能なTASCAMのリニアPCMレコーダDR-07MK2で収録しました。
今回はアロハエコーズのリーダーより依頼を受けて撮影でした。
カメラはX-T3、X-S10、X-T30、GX7MK2の4台を使用。
リハーサルの時にX-T3を三脚に据えて固定カメラとして撮影した際に、ピントが周期的に外れる不具合が生じ、帰宅後、AF-C、オートエリアにすると発生することを確認し、その後4.11へファームアップした結果、自宅での試写では発生しなくなったのですが、今回の撮影でも残念ながら発生してしまいました。
(以前は1秒に1回ピントずれ、今回は2〜4秒に一回ピントずれ)
この現象はエリア選択にすれば発生しないのですが、固定カメラでステージを撮影する場合、動き回る踊り手が選択された狭いエリアから外れるとピントがずれるためオートエリア以外は不可なため、万一のためにGX7MK2を同時に撮影してバックアップとしたため、なんとか助かりました。
この現象はX-S10でも時々発生しており、動画の30分過ぎからを見ると確認できます。
但し、GX7MK2はダイナミックレンジがX-T3より狭いため、シーンによっては白飛びや色飽和が発生し、動画編集の際にその対応に手間取りました。
今回は4Kで撮影し編集後FHDへスケールダウンしています。
この方法だと、手落ち撮影での手振れを電子的に補正したり、動画をトリミングしても解像度が落ちず、800万画素の静止画への切りぬきも出来ますが、データ量の多さには閉口しました。
カメラはX-T3、X-S10、X-T30、GX7MK2の4台を使用。
リハーサルの時にX-T3を三脚に据えて固定カメラとして撮影した際に、ピントが周期的に外れる不具合が生じ、帰宅後、AF-C、オートエリアにすると発生することを確認し、その後4.11へファームアップした結果、自宅での試写では発生しなくなったのですが、今回の撮影でも残念ながら発生してしまいました。
(以前は1秒に1回ピントずれ、今回は2〜4秒に一回ピントずれ)
この現象はエリア選択にすれば発生しないのですが、固定カメラでステージを撮影する場合、動き回る踊り手が選択された狭いエリアから外れるとピントがずれるためオートエリア以外は不可なため、万一のためにGX7MK2を同時に撮影してバックアップとしたため、なんとか助かりました。
この現象はX-S10でも時々発生しており、動画の30分過ぎからを見ると確認できます。
但し、GX7MK2はダイナミックレンジがX-T3より狭いため、シーンによっては白飛びや色飽和が発生し、動画編集の際にその対応に手間取りました。
今回は4Kで撮影し編集後FHDへスケールダウンしています。
この方法だと、手落ち撮影での手振れを電子的に補正したり、動画をトリミングしても解像度が落ちず、800万画素の静止画への切りぬきも出来ますが、データ量の多さには閉口しました。
スチールギター
昨日は、依頼により某ホールでハワイアンバンドとフラダンスのステージの撮影でした。
コロナ禍の折、入場者を制限しての開催でした。
そのバンドリーダーは世界的にも珍しい4連のスチールギターを弾いており、その演奏は正に超絶技巧でした。
各ギターは違うチューニングを施しているとのこと。
ステージ撮影はカメラ4台使用してのすべて4K動画で延べ1時間20分の演奏を収録しました。
最後部の席に三脚を立てて2台設置して、固定カメラとして途切れないように交互に撮影。
(FUJIFILMのカメラは動画の連続撮影は30分の制限があり、4Kだとバッテリーも30〜40分で切れる)
1台は最後部右端から角度を変えて撮影。
最後の1台は望遠ズームを装着して手持ち撮影。
最前席にTASCAMのデーターレコーダーで音声を収録。
収録したデータ量の合計は200Gに近い量になってしまいました。
本日、前半の部の編集がほぼ終了しました。
音声は固定カメラで撮影した動画と完全に同期させて基準の背景動画/音声として、その上に他のカメラで撮影した動画のみををレイヤーとして重ねるタイムライン方式での編集でした。
気を使ったのは音質と各映像との同期、それに画質です。
音声と各カメラで撮影した動画とは、30Pの一コマの半分以下の時間ずれである0.015秒以下になるよう同期をとり、各カメラで撮影した色調や階調に出来るだけ差が出ないように編集時に調整しました。
編集が終了した動画はYoutubeへのアップの了解を得ましたので、後日紹介でしたいと思います。
コロナ禍の折、入場者を制限しての開催でした。
そのバンドリーダーは世界的にも珍しい4連のスチールギターを弾いており、その演奏は正に超絶技巧でした。
各ギターは違うチューニングを施しているとのこと。
ステージ撮影はカメラ4台使用してのすべて4K動画で延べ1時間20分の演奏を収録しました。
最後部の席に三脚を立てて2台設置して、固定カメラとして途切れないように交互に撮影。
(FUJIFILMのカメラは動画の連続撮影は30分の制限があり、4Kだとバッテリーも30〜40分で切れる)
1台は最後部右端から角度を変えて撮影。
最後の1台は望遠ズームを装着して手持ち撮影。
最前席にTASCAMのデーターレコーダーで音声を収録。
収録したデータ量の合計は200Gに近い量になってしまいました。
本日、前半の部の編集がほぼ終了しました。
音声は固定カメラで撮影した動画と完全に同期させて基準の背景動画/音声として、その上に他のカメラで撮影した動画のみををレイヤーとして重ねるタイムライン方式での編集でした。
気を使ったのは音質と各映像との同期、それに画質です。
音声と各カメラで撮影した動画とは、30Pの一コマの半分以下の時間ずれである0.015秒以下になるよう同期をとり、各カメラで撮影した色調や階調に出来るだけ差が出ないように編集時に調整しました。
編集が終了した動画はYoutubeへのアップの了解を得ましたので、後日紹介でしたいと思います。
梅雨の合間
一時的に雨が止んだので、歩きなれたコースを散策してみました。
植わっているのは大豆です。
季節毎に定点撮影している場所です。
大雨が降ったにしては流れは少ない思いました。
X-S10 + XF18-55mm 撮影日 2021年7月9日
植わっているのは大豆です。
季節毎に定点撮影している場所です。
大雨が降ったにしては流れは少ない思いました。
X-S10 + XF18-55mm 撮影日 2021年7月9日